 |
|
 |
|



[そうだ、ハンダ付けしよう!]

パソコンみたいな、一見スマートだが平板なインターフェースに日々接していると、時折無性に手作業がしたくなりませんか?
しかし、パソコンの自作もいまさら飽き足らなさそうだし、日曜大工ってのも個人的にはマイホームパパっぽいので敬遠したい。陶芸なんてのも柄じゃない。何をすれば楽しいのか? しばらく心の底に引っかかっていたのですが、ある日ひらめきました。ハンダ付けだ! と。小学生の時には、ラジオやらワイヤレスマイク(盗聴器?)とか作っていました。愛読雑誌は『子供の科学』。高円寺にあったエレックセンターという電子部品を売る店に、少ない小遣いを持って買いに行ってましたね(回顧モード)。
おもしろそうな新製品をみつけたので早速取り寄せてみました。カノープス『USBit』は、パソコンでプログラムしたとおりに走らせられるラジコンカーキット。といってもクルマの部分は完成品。組み立てるのは送信ユニットで、電子部品を基盤にハンダ付けするキットなのだ。

Photo 01 |
組み立てキットといっても、ICなどハンダ付けの難しい部品はあらかじめ基盤に取り付けられています(photo
01)。自分で取り付ける部品はトランジスターや抵抗、コンデンサー、発光ダイオードなど全部で20点ほど(photo
02)。数的には少々物足りないような気もしますが、ほぼ20年ぶりのハンダ付けリハビリトレーニングとしては、ちょうどいいのかも。昔使っていたハンダ鏝(ごて)はもうないので、近くのホームセンターで入手しました。白光『DASH』20W(photo
03)。セラミックヒーターなので、従来のニクロムヒーター式にくらべて急速に加熱するため待ち時間が少なくてすみます。ハンダは電子部品用の線経0.8mmをチョイス。

Photo 02 |

Photo 03 |
[ハンダ付けは五感を刺激?]

一応、ハンダ付けしたことのない人のために説明しておきますと、ハンダ付けの手順は以下の通り。
1.電子部品を基盤の所定の場所に差し込む。

2.抜け落ちないように、部品のリード線(足の部分)を少し外側に曲げる。

3.加熱したハンダ鏝を基盤とリード線の部分にあてる。

4.ハンダをあてて溶かす。

5.ハンダ、ハンダ鏝の順に離す(photo 04*ヤラセです)。


Photo 04 |

Photo 05 |
久々にやったハンダ付け作業で最初に感じたのは、「懐かしい、めちゃくちゃ懐かしいにおいだ!」ってこと。ハンダの焼けるにおいが、昔を思い出させるのでした。ハンダって鉛とスズの合金なんですが、その煙(photo
05)が人によってはある種のアロマテラピーになるんじゃないかと思った次第です。


Photo 06 |

Photo 07 |

Photo 08 |

Photo 09 |
今回は製品が出る前に借用したので、説明書は冊子ではなくPDFファイルでした(photo 06)。これを見て電子部品を基盤の該当部分に取り付けていきます。取り付けミスがあるといやなので、とりあえず全部のパーツを基盤に仮どめしてしまう(photo
07)。1個1個ハンダ付けしていって、部品が余ったりしたらイヤじでしょ。リード線が林立状態なので、ハンダ付けしやすい外側のパーツから攻めていって、ある程度したらリード線をニッパーでカット。それを数回繰り返して、すべてのパーツを付け終えました(photo
08、09)。目だけでなく、指先の感覚が鋭敏にする必要があるので、かなり集中できる作業ですね。嗅覚も刺激されるし、やはり電子工作ってストレス解消になりますね。まぁ、できあがりはハンダの盛り具合がそれぞれ違っていたりして美しくないですが、それより大事なのはちゃんと回路が動くかどうかですよ。

Photo 10 |
アンテナと四隅の足(スペーサ)を取り付け、パソコンにはドライバーをインストール。USBで接続した(photo
10)。つなぐと同時に発光ダイオードのひとつが光り、なんとなくいい予感。ミニカーは付属のリモコンで充電しておく。試しにサンプルプログラムを作動させてみると、プログラム通り前進し、回転した。とりあえず成功。
次回のテーマは、『USBit』のプログラムをどうやって楽しむか。
じゃ、また。
|
|
 |
|
 |