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ヌル小口 Selection

●幅311×高さ26.6〜31.4×奥行き255mm、2.25kg。CPU=Pentium M 1.50GHz。HDD=40GB。ディスプレイ=14.1型。光学ドライブ=CD-RW&DVDコンボ。インターフェース=USB2.0×2、DV端子、LAN(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b準拠)。スロット=PCカード×2。バッテリー駆動時間=4.9時間。
www.ibm.com/jp/

第2回 ThinkPadの○と× 06.10 UP
第1回 A4薄型のCentrinoモデルを購入 04.14 UP


 


うっわ〜〜〜、時間あけすぎだろ>自分
あれから、次々にCentrinoモデルがリリース。T40とは別に使ってみたくなるようなモデルもいくつか出てきました。重量1kg前後のミニノートとか、T40が重ためなので、非常にそそられますね。


[T40のいいところ]

それはともかく、使用後1か月半。T40には基本的には何の問題も不満も生じておりません。まぁ、カバン(リュックタイプ)はより大容量のタイプに買い替えましたが。フツーに使っております。あんまりフツーに使ってると、検証工房の原稿書くことなんて思いもよらなくなりますね。各種の設定も、Windows XPのウィザードで転送し、マシンの乗り換えも楽になったものだと実感いたしました。

個人的な性格としては、だいたいダメな所に目がいき、毒づくほうなんですが、ThinkPadシリーズを使い続けているせいもあり、気になる点はあまりありません。ああ、新しいマシンは快適だなぁ、と。本体左サイドの排熱孔から熱がそこそこ出てはいますが、パームレストやらが熱くなることは皆無。HDDや光学ドライブの作動音も静かです。

ThinkPadならではの特長をあげるとすれば、何はともあれキーボードの質感でしょう。私のようなライターが職業柄もあって、雑誌でキーボードの質についてしつこく書いたせいか、最近はどのメーカーもキーボードにそれなりの配慮をし、あんまりひどいのは見かけなくなってきましたが。特にT40の長時間のタイピングでも疲れにくいキーボードはさすがです。


Photo 01

Photo 02
そして、スティック式のポインティングデバイス「トラックポイント」もThinkPadならではの装備。キーボードに手を置いたまま操作できるのがメリットですが、メジャーでないことから敬遠される傾向もあり、T40にはトラックポイントに加えてタッチパッドを装備した「ウルトラナビ」を採用しています(photo 01)。「ひよったな!」とThinkPadユーザーに言わしめたWデバイス搭載ですが、トラックポイントとタッチパッドは別々にカスタマイズでき、たとえば通常の操作はトラックポイントで、フォトレタッチのような細かい作業はタッチパッドでという使い分けが可能です。しかし、個人的にはトラックポイント操作時に手がタッチパッドに当たって誤作動するのが嫌なので、設定でタッチパッドを無効化してしまいましたけどね。

ちなみに、トラックポイントのキャップは3種類(photo 02)。ソフト・ドーム(中央)、ソフト・リム(右)、そして従来のクラシック・ドーム(左)が同梱されています。個人的には、ソフト・ドームの柔らかさになじめず、よりレスポンスの良いクラッシック・ドームに変更。ハードタイプで少し大きめのを作って欲しい、とここでリクエストしておきます。


[ディスプレイの解像度は低め?]

ダメなところ、というか「もうちょっとがんばってくれ」な点も書いておきます。それは液晶ディスプレイの解像度。今回購入した29万9000円のCentrinoモデル(2373-72J)の解像度は、1024×768ドット(XGA)。同じ14.1型液晶を搭載した、ソニーのCentrinoマシン『バイオノートZ』は、1400×1050ドット(SXGA+)でT40より安いですから。実は、T40も上位モデルなら、1400×1050ドット表示可能なのですよ。だけどね、値段が40万円以上しますから、とても私なんぞには手が出ない(泣)。お金に余裕のある方、真のエグゼクティブの方は、上位機種を買ってみてください。

それと、「MS Office」はもちろん、オマケのアプリケーションがほとんど付属してこないのもThinkPadの特徴ですから、ソフトへの出費も覚悟してくださいね。

[薄型化によりウルトラベイが変更]


Photo 03

Photo 04
最近のモバイルマシンの傾向としては、薄型化、軽量化されたとしても、光学ドライブを内蔵しています。やはり、内蔵の方が便利ですからね。昔はアプリケーションのインストールぐらいにしか使いませんでしたけど、近頃はCD-Rを焼いたり、DVDを観たりといった用途で、最低でもCD-RW&DVD-ROMドライブがほしいところです。
T40に標準で搭載されるCD-RW&DVD-ROMドライブには、従来よりさらに薄型化された「ウルトラベイ・スリム」規格を採用(photo 03)。従来の「ウルトラベイ2000」規格のデバイスが使用できないのが欠点ですが、もっぱら光学ドライブを内蔵しないモバイルPCばかり使っていた私には影響はありません。懸念としては、記録型DVDドライブの登場が少し遅くなりそうなことですが、もともとIBMは記録型DVDドライブには力を入れておらず、最初から期待はしていません(笑)。それに、外付けのドライブをつなげれば済むことで、USBも2.0規格なので問題ない。IEEE1394(DV端子)もないけど、これもPCカードのインターフェースカードが5000円ほどで買えますから、そんな神経質になることはありませんかね。

現在、ウルトラベイ・スリムには、20/40/80GBのHDDや、リチウム・ポリマー・バッテリーがラインナップされています。ちなみにドライブをプラスチックのダミーである「ウェイトセーバー」に換えれば、重量を2.06kgまで軽減できます(photo 04)。

軽量化でいえば、付属のACアダプターもコンパクト。X20のものよりさらに小型化されています(photo 05上)。バッテリーは6セルのリチウムイオン(photo 06)。駆動時間は、スペック値で4.9時間。実際の稼働時間は、まだバッテリーだけで駆動する機会があまりなく、今後リポートしてきます。たぶん。


Photo 05

Photo 06

では、また。

コラム<私とThinkPad−−思えば10年近くのつきあい−−>

ThinkPadとの出会いは10年前の93年。「ThinkPad 550BJ」は、なんとキヤノンのBJプリンターが内蔵されており、キーボード下からプリントアウトされた紙が排出されてくるというビックリマシンでありました。(おもに経済的な理由から)それは買わなかったのですが、カラー液晶搭載のサブノート「ThinkPad230Cs」を皮切りに「ThinkPad535」「560」と乗り継ぎ、その後もたまに浮気はしつつも、基本はThinkPadという、ある種コンサバティブなライター人生を送ってきたのでした。ライターにとってThinkPadはコンサバ。その理由は、パソコン誌の記事などでも常に特筆されるキーボードにあります。しっかりとしたクリック感があり、キー下の床が沈むようなこともまったくない。物書き商売の人間で、すぐにキーボードが壊れてしまうことは珍しくありませんで、某社のノートPCなど、ライターにとって壊れて当たり前みたいな話になっております。が、ThinkPadでキーボードが壊れたという話はほとんど聞きません。物書き道具としての品質が口コミで広がった結果、記者発表の会場や、幕張や有明の展示会場のプレスルームでも、もっとも数多く見られるノートPCとなっております。中心は、Xシリーズや、Sシリーズでしたが、今後は軽量化されたT40も見受けられるようになるでしょうね。

 


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