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乱雑な仕事部屋で音楽を聴くのに、CDは物理的に面倒くさい。
1枚あたりたかだか数十分。仕事のBGMにしていると、あっという間に周囲にCDの山ができてしまう。いちいちケースにしまうのが面倒だし、ケースはよく落っこちて割れるし。聴きたいと思う曲があっても、CDが探し出せない。
そこで、音楽CDをパソコンのHDDにコピーしまくり、お皿のほうは押入の奥深くへ追いやってしまったのでした。パソコンでの音楽再生は手間がなくて非常に楽チンなのですが、パソコンを立ち上げないと聴けないのが欠点。なので、ここしばらくは何かいいプレーヤーはないかな、と探していたのでした。記録メディアはやっぱり大容量のHDDしょう。データをそのまま移せば、パソコンのHDDもすっきりしますし。
携帯プレーヤーでは、『iPod』か『NOMAD Jukebox Zen』、もしくは『GIGABEAT』あたりが有力候補でしょうが、私の場合は歩きながら音楽を聴くことはないため、とくに携帯性は必要ない。結論としてはクリエイティブ『Creative NOMAD Jukebox 2』(以下ノマド)を選択しました。実勢価格で3万円を切ってますから、人気の小型プレーヤーより値段が1〜2万円は安い。このご時世、2万円は大きいです(この検証工房のネタがもうひとつ買える!)。

[CDプレーヤーサイズに最大4000曲]

ノマドの形とサイズは、携帯型のCDプレーヤーぐらい(photo 01)。ボタン類の多くは本体上に配置されています。ボタンが上面にあり、しかもCDプレーヤーと違って開閉部分がなく大きめなので、机上に置くシチュエーションでは使いやすそう。右サイドには電源とジョグダイヤルがあります(photo 02)。
HDD容量は10GBで、MP3で約2000曲、WMAで約4000曲入る計算になる(MP3は128kbps、WMAは64kbpsで1曲が5分間のファイルの場合)。CDコレクターじゃない限り、十分な容量じゃないでしょうか。そもそもCDコレクターは、こうしたプレーヤーには興味持たなさそうですし。
電源は充電式のリチウムイオンバッテリー(photo 03)。連続再生時間は16時間もあるので、外へ持ち出しても十分使用できます。毎日携帯する気にはなりませんが、長期の旅行や、移動手段が車なら持ってもいいかなと思います。


Photo 01 |

Photo 02 |

Photo 03 |
[転送はドラッグ&ドロップで一気に]


Photo 04 |
音楽CDをパソコンに吸い出して(リッピング)、MP3/WMA形式への変換(エンコード)、そしてノマドへと転送するには、付属ソフト「Creative PlayCenter」を使います(photo 04)。「AudioSync」という機能を使えば、パソコンとノマドのミュージックライブラリーを自動的に同期させられます。
さらに、付属ソフトの「Creative File Manager」を使えば、ドラッグ&ドロップで直接ノマド本体とデータをやりとりすることも可能です(photo 05)。扱えるファイルは、音楽ファイルに限らないため、外付けのポータブルHDDとしても使えます。パソコン側に専用ソフトがインストールされていないとアクセスできませんが、「Creative File Manager」はプログラムをFDに書き出す機能も持っています(工夫すればUSBのメモリー経由でインストールも可能かも)。
私の場合、すでに音楽データはほとんどMP3になっているので、「Creative File Manager」から転送することに。パソコンからの音楽ファイルの転送に用いるUSB端子は2.0対応で(photo 06)、転送時のストレスも解消されている。……ハズなのですが、うちのメインマシンはUSB1.1なので、転送の間に食事に行くなどの時間つぶしが必要でした。


Photo 05 |

Photo 06 |
[日本語はもちろん、10か国語に対応]


Photo 07 |

Photo 08 |

Photo 09 |
まずは、最近活動を再開したトミーフェブラリーのアルバムでも試聴してみます。ノマドの液晶画面を見ると、タイトルおよび曲名が□□□□□□□□と豆腐の連続に(photo 07)。日本語対応じゃないのかよ! との怒りは早とちりで、デバイス設定の言語をJapaneseに設定すれば、日本語表示されたのでした(photo 08)。表示言語は欧米系に限らず、中国語、ハングルにも対応。そちらのポップスがお好きな方でも楽しんでいただけるでしょう。
選曲は、アルバム、アーティスト、ジャンルなどから探し出します。再生した楽曲は「再生キュー」に登録され、次に聴くときは「再生キュー」から見つけられます。また、再生中に違う曲を「再生キュー」に追加すれば、順次再生していきます。わかりにくい説明で申し訳ないが、そんな仕組みになっております。音楽データの検索機能もあって(photo 09)、日本語入力にも対応。が、文字をジョグダイヤルで1文字ずつ入力する手間が少々面倒。ジョグダイヤルが360度回転するタイプではなく、いちいち元の位置に戻さないとならないことも面倒な要因になっています。
そんな細かい不満はありますが、音楽プレーヤーとしては十分満足で、毎日使っております。HDDの作動音もきわめて静かで、デスクトップPCのHDDのような音は皆無。
音質面では「S/N比98dBの高音質」が売りになっているものの、パソコン用スピーカーではよくわからない、というのが正直なところ。そこで次回は、サブウーハーつきのアンプ&スピーカーシステムに接続してのリポートです。
ではまた。
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