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ヌル小口 Selection
●CPU=モバイルインテルPentium4 1.80GHz-M、チップセット=インテル845MP、メーンメモリー=256MB PC2100 DDR SDRAM(最大1024MB)、HDD=30GB。ディスプレー=14.1型TFTカラー液晶(最大解像度1024×768)。最大8倍速DVD-ROMドライブ、PCカードスロット(TypeII)×2内蔵。インターフェース=シリアルポート、パラレルポート、キーボード/マウスポート、外部ディスプレイポート、Fast IrDA(赤外線)ポート、Sビデオ出力端子、USB 2.0ポート×2、ネットワークポート、モデムポート、マイク入力、ヘッドフォン出力、マルチポート。
http://www.compaq.co.jp/

第3回(完結編) さようなら、コンパック。また会う日まで… 10.31 UP
第2回 デキる男は同時に2台のPCを使いこなす 10.03 UP
第1回 泣く子と市場には勝てない 09.20 UP


 


少しでもヒット数を稼ぎたいという気持ちから、タイトルをビジネス雑誌っぽく煽ってみました。「誰がデキる男やねん!」という野暮なツッコミはナシね。原稿の文字数が規定の2000字をはるかにオーバーしそうなので、以上で前フリは終了。


[何はなくともネットにつなごう]

AVの機能はともかく、ビジネスノートとして最強のスペックを持つコンパック『Evo  Notebook N610c』(以下N610c)。しかし、うちにはソニー『VAIO PCV-62K』(Pentium4 1.5GHz/Windows2000)が現役で頑張っており、2台を同時にデスクトップ上で稼働させることに。
ところで皆さん、新しいパソコンが来て、まず最初にやることって何です?
ここ数年はやはりインターネットへの接続でしょうか。かつてはダイヤルアップ接続の設定、今はLANの設定をまず最初にやるのが順当なのでは。というのもアプリケーションのなかには、インストール時にネットに接続して、ユーザー登録などが必要なものもありますし、接続する周辺機器を使うためのドライバーも、ネットにつながっていないと最新版がダウンロードできません。オンラインソフトも、最新のバージョンを使いたいですしね。
WindowsXPには、無線LANの機能が含まれているので、簡単にインターネットへアクセスできる……ハズなのですが、実はルーターの仕様のために、無線LANでの接続にかなりつまずきました。これは万人向けの話ではないので割愛しますが。

[子だくさん家族のようなパソコンたち]


Photo 01
にしても、無線LANはありがたい。今うちの自宅兼仕事場にあるパソコンで、ネットワークにつながっているのは、N610cを含めて6台。うち3台は無線で接続されています(photo 01)。すべてのマシンを、あのゴツゴツとしたイーサネットケーブルでつなぐなんて考えられません。無線LANなら、ポートが足りなくなることもありません。理論的には256台まで、同時にインターネットに接続するにも、20台程度までなら問題ないと言われています。まるで子だくさん「大家族スペシャル」のような状況ですが、無線LANのおかげで面倒が見れます。貧乏なんかに負けないぞ!
ルーターにはパソコンのほかに、80GBのNAS(Network Attached Storage)であるアイ・オー・データ機器の『HDA-i80G/LAN』が接続されています。複数台のパソコンを使っていると、データが分散してしまうデメリットが生じますが、共有すべきデータはここに転送しておけば、バックアップにもなり、効率面でも精神衛生面でも非常によろしいのですよ。いわば大家族の生命線、米びつみたいなもんですね。

[XPをアップデートして泥棒に備える]


Photo 02
インターネットにつながったら、ちゃちゃっとやっておきたいのが、Windowsのアップデート。先日公開された「Windows XP Service Pack1(SP1)」をダウンロードしてインストールします(photo 02)。更新によってセキュリティの脆弱性が修正できますから、新しくXPのパソコンを購入したり、OSの再インストールをおこなったときは、なるべく早く実行したほうがいいでしょう。アップデートといっても難しい作業は必要なく、適当にクリックしていけば、ダウンロードからインストールまで自動的に進行していきます。標準インストールのダウンロードサイズは30MB。使用しているコンピューターに必要なファイルのみダウンロードするため、今回は1.9MBのみダウンロードしインストールすることに。30分程度でアップデートは終了しました。

[手のひらを触れぬよう注意]

N610cの特徴のひとつであるWポインティングデバイスですが、スティック式の方を使っていると、少し困った現象が起こります。手のひらがパッドに触れ、たまにポインターの挙動がおかしくなるのです。パッドの方だけ使えなくする設定があればいいのですが、見あたらないため、使っていない銀行のキャッシュカードでふさいでみました(photo 03)。しかし、ディスプレーを閉じたときに、カードが液晶に当たって傷つけてしまいそうなので、すぐに外しました。その次にあてがってみたのは眼鏡拭きクロス(photo 04)。とりあえず、ポインターの挙動不審は収まりました。ハンカチでも可でしょうが、眼鏡拭きのほうが目が細かくて、手に当たる感触は良いと思います。


Photo 03

Photo 04

[机の上にパソコンが2台あると何ができる?]

Windowsはマルチタスク、つまり複数のアプリケーションを同時に動かせる環境で、ちょっとやそっとこき使ったぐらいではフリーズしたりすることはありません。しかし、たとえば、CD-Rへの書き込みや、DVカメラの映像をMPEGにエンコードするといった作業をしているときは、エラーが防ぐためにほかの作業を遠慮することになります。今までは、その間、食事をとったり風呂に入ったりしていたんですが、忙しいときはそうもしてられない。OSのアップデート、デフラグのように、時間のかかるシステムのメンテナンスも、メインマシンが1台しかないと時間がとりにくい。そのうち、調子が悪くなってしまったり。仕事の遅い部下だからといって長時間こき使っていたら過労死してしまった。そんな状況がパソコンでも起こりうるわけです。
やはり、1人より2人、1台より2台のほうが仕事ははかどる、ハズです。それに仕事の処理能力だけでなく、表現能力でも2台のほうが勝ります。ウィンドウの切り替えというのは、頻繁にやるのは面倒。2枚ディスプレーがあると一度に2倍の情報が目に入る。たとえば、VAIOでTVを見ながら、N610cには株価のリアルタイム表示を出しておくとかね。やってることはひまつぶしでも、気分は証券マンですよ。
また、パソコンが2台ないと不可能なのが、オーディオや映像の同時再生です。VAIOでTVを見ながら、N610cでMP3に変換した音楽を聴くとかね(音楽CDのMP3への変換ネタは、パイオニア『カロッツェリア』の第3回で)。最近よく聴いているのがインターネットラジオです。
音楽ではやはり4万局以上にリンクされている『LIVE365.COM』が最強。普段はジャズやらのアンビエント系、締め切りが迫っているときにはガシガシのテクノをかけて脳味噌のクロック数を上げております。

Photo 05
日本のAMラジオのインターネット放送も楽しいです。放送時間を気にせず、トイレに行くときなど一時停止も可能。電波の入らない地方局の番組が聴けるのもうれしいですね。お気に入りは、MBS毎日放送『ありがとう浜村淳です』。東京にいながら関西弁の名調子が堪能できるのであります。また有料ですが、タイガースの試合も実況映像で見ることができます。しかし…(以下約500文字削除)。
ゴン川野の紹介している『Bibio』もなかなか魅力的な製品ですが、こっちはワイヤレス。家のどこでも、風呂場の横でも聴けるのでした(photo 05)。もちろん水気や湿気がパソコンに良いわけないのでオススメしませんが。ゴン川野が気にしがちなファンの音も、N610cはかなり静かです。XPだからフリーズもしないしね。

比較的快適な「メインマシン2台体制」。しかし、片方のマシンに仕事が偏らないように、役割分担を決めておかないと、かえって無駄になりかねません。このあたり、部下を使う管理職の心得と同じかもしれませんね。とりあえず、我が家では以下のように使い分けています。

VAIO 意識を常に集中させておくマシン(原稿やメール、Web参照など)
N610c オーディオ/時間のかかる処理/表示しっぱなしにしておくマシン(エンコード作業や、インターネットラジオ、株価、ニュースの表示など)

自動車だって2台以上持っている家は1台よりも便利なんでしょ。クルマはひとりで2台以上運転することはできないけど、パソコンは同時に使えますし、またクルマのように税金やら保険やらの維持費がかかることもありません。余計にかかるのは電気代ぐらい。
スペックはそこそこなのに、どうもパソコンの仕事が遅い、と感じているなら、メインマシン2台体制も検討してみてはどうでしょう。大家族も、お母さん2人いたら少しは楽になるのにねぇ。
では、また(下の「SEND」をクリック!!!!!)。

 


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