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オイラ、ご機嫌である。
なぜかって、これほど書斎にいることが快適に感じたことも少なかったからだ(仕事ばかりだったからなぁ)。もちろん、そう感じた大きな理由がただいま検証中の『BOSE AMS-1 』(photo 01)の存在だ。
前回、このパッケージから奏でられる、とても良質な音楽に、結構本気で打ちのめされたオイラだが、このパッケージを手に入れる前から少し気になることがあった。
それはこの製品の広告にあったひとつのコピー。「今度は36万円のシステムと聞き比べて欲しい」という何とも挑発的なコピーの真意である。
サウンドを値段別で聞き比べるチャンスはほとんどないのだが、オイラも納得のこのサウンドは36万円(なんと具体的な数字!)のシステムと張り合えるほどの高実力ということ?知りたい、知りたい。んじゃ、ちょっと訪ねてみましょうか、BOSEへ。
というわけで、オイラ行ってきますよ、副編集長。どこって、御殿場ですよ。ごてんば!(註: え?BOSEの本社じゃないの?)実はこの夏、東名高速道路御殿場インターすぐ近くのプレミアムアウトレットに、BOSEの直営店がオープンしていたのです。(オイラの『AMS-1 』も実はここで購入。)ここにはBOSE製品がずら〜り。BOSEのいい音を堪能できる(し、買い物だって、でへへへ〜(一路御殿場へ))。

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さてさて、このBOSEのお店ですが、BOSE製品の試聴も兼ねた有意義なスペース(photo 02)。もちろん、この新製品『AMS-1 』も置かれており試聴も可能。DVDプレーヤーは液晶テレビへ接続されています(photo 03)。この場所では液晶テレビのスピーカーによる再生と、このシステムによる再生を聞き比べられる仕組みです。(こりゃ間違いなく『AMS-1 』のほうに軍配が上がります。)
書斎で聞き慣れた音なのに、ここでも不思議とじっくりと聞いてしまうわけです……。
おっと、今日の目的はそれじゃなかった。いったいこの9万9800円のシステムがなぜ36万円のシステムと張り合えるというわけ?ぶっきらぼうなオイラの質問に、スタッフの綿田繁さん(photo 04)は懇切丁寧に、しかも堂々と答えてくれました。
「このシステムは良質なサウンドを気軽に楽しんでもらうために生まれた本格的な音楽システムなんです。スピーカー部は音の出口ですから性能を最重視し、これまで7年間連続でベストバイ第一位に輝いた『AM-5 』を採用しています。そしてプレーヤーはこのスピーカー性能に合わせて設計しました。この組み合わせはシリーズ化され、今回で3代目。パッケージとして音質を徹底して見直した上で頑張って価格も維持しました。
元々、AMSシリーズは実力として総額で30万円のシステムコンポと比べても同等以上、という自負がありましたが、この『AMS-1 』は、社内モニターの評価で従来の2モデルと比べて20%も高い評価が得られました。ならば広告コピーも思い切って20%向上させて、「36万円のシステムと同等以上」の実力をアピールしたわけです。
な、なるほどッ! これはBOSEのスタッフにより率直な意見だったわけだ。でも、前のモデル「AMS-1II」(これも売れましたなぁ。名機です。)と比べてもどれ以上か? しかも、音の良さを値段で評価されても、気持ちはわかるけれど、果たして本当に、そんなに差がありましたかね。
「AMSシリーズで使われているスピーカーは先ほども説明しましたとおり、従来からあるシステムです。それは大型スピーカーを凌ぐ高性能をコンパクトサイズで実現したもので、今までのパッケージは、このスピーカー特性に合わせ、アメリカの一般的な家庭のような、ある程度広い部屋で使うことを想定してチューニングされていました。しかし日本では、むしろコンパクトサイズだったことが高く評価されてきており、狭い部屋に置いて楽しみたいという層が多かったのです。それはBOSEが想定したよりも狭い部屋での利用だったため、室内環境によっては低音が過剰に聞こえることがありました。
実はこの当たりのチューニングを徹底して行いました。つまり日本の家屋や部屋の構造にマッチしたチューニングです。」
「その上で音量が上下したときの音楽バランスの補正も、BOSEの音場補正技術を駆使しました。実際に視聴者に聞こえるときの音楽のバランスが安定するようにイコライザー設定も見直したわけです。もちろん、内部回路だけではなく、操作性も見直しましたよ。このモデルはほとんどの操作がリモコンでできます。」
なるほど。確かに書斎でボリュームを大きく上下させても、どの領域でも曲全体のバランスが崩れなかった。
いや、良いことを聞いた。しかし、この直営店ではBOSEが通販でしか取り扱わない製品やTシャツなどのグッズまでもがずらり。ホームシアターシステムは気軽に試聴できるし、そしてお買得なものが多い。(アウトレットといっても製品に若干傷がある程度から、運送時などに梱包用の箱にキズが付いたというものまで様々。また、生産が完了した製品の中には半額近い製品もあり、掘り出し物も見つかりそうだ(photo 05、06、07、08))。

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気持ちの良い場所だから、もう少しいたかったけれど、説明を聞いたらもう一度部屋で音を聞きたくなったぞ! ということで、他のお店に立ち寄ることもほどほどに家路へと急ぐ。オイラの頭の中には「36万円のサウンド」という言葉が、この後ずっと回っていました。
さてさて、次回はもちろんまたまた我が書斎から。DVDソフトの楽しみ方をレポートします。そう、DVDソフトも「聞き応えある」んですよ!
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