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秋から冬は季節風が強くなり、ボードセイラーにとっては、オンシーズンです。
昨冬、スノボの転倒で骨折した鎖骨もこの夏にやっと完治。9月からは海通いが始まりました(photo 01 すみません、興奮してブレました(^^;))。しかしながら、ここ数年続く多忙さから、毎週行くわけにはいきません。ほんの少しずつですが(いいじゃん、1か月に1度くらい!)
と、わがユーヂ号がやってきてからはや1か月と2週間。なんとここまでの走行距離は3000kmを超えました。慣らし運転も終わり、少しずつエンジンも高回転域まで回すようになった上に、いままで気が付かなかった細部のことが見え始めました。

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[中は広々。しかし意外に少ない収納スペース!]

幅2800mmとゆったりとした広さを持つXC90。荷室スペースもたっぷりとあり、5人家族でキャンプやボードセイリング、スノボ旅行に困ることはないです。しかし、運転席から手が届く範囲で考えると、意外に収納スペースが少ない。センターコンソール内はCDケース、ギアの周辺にはせいぜいペンやサングラスを置く程度(photo 02)。ダッシュボードにはエアバッグの関係か、物を置くスペースはない(photo 03)。
例えばハイウエイカードやガソリンスタンドの会員カードを置けるようなスペースはありません。V70というエステートには、買い物袋をぶら下げるフックなども装備されているというのに……。これらの件は追々、カー用品店のグッズで解消していきたいですな。
さて、納車されて1か月。この間、事故はもちろん、どこかにぶつける、こするなどで車体を傷つける不幸な出来事もありません。大きなサイズは都心の運転では厳しいかも、と予想していましたが、普通車よりも大きなサイズであることを常に意識し、狭い場所まで無理に乗り入れないことに注意さえ払えば、決して不合理なサイズではないと実感しています。狭い場所に乗り入れない、という自己規制も、せいぜい公共駐車場で気を使う程度のこと。普段の運転ではなんの問題もありません。
[日本は安全だろうか……]

しかし、自分がこの車に乗り始めて街中を走っても、同じクルマを見かけたのはただの1度きり。本当に売れているのでしょうか……。少し疑問に感じておりますが……。
ならばそれだけに希少であり、愛着もわくという物。しかし、心配は盗難や車上荒らしなどの悪行です。いくらオイラが十分に気を付けているとはいえ、自分の目の届かない場所へ駐車するケースだってもちろんある。そんなときでも愛車を守りきることができるのか、あなたは自信を持って宣言できますか?
[03年の自動車盗難発生件数は過去最悪のペース]

日本での自動車盗難の発生件数は警察庁が把握しているだけでも年間6万2000件。そして今年は昨年を上回るペースで、最悪の記録を残しそうなのです(詳しくは本誌20号を参照のこと)
こいつぁいけません。ある編集担当者は「自動車保険に入っていればいいじゃん」と申します。しかし、見ず知らずの人間が自分の車に目を付け、知らぬ間に乗り込み、荒らす、バラバラにする、売り飛ばす、などという蛮行を許せますか? しかも保険会社でもこの事態を深刻に受け止め、盗難率が高いクルマに対しては車両保険を掛けられないようにした事態にまで至っているのです。
そこで、なんとしても愛車を守り抜きたいという想いから、ユーヂ号へのいじくり第一弾として、セキュリティー施工を行いました。(ゴン川野もガレージ編で自己防衛。やっぱりね)
なにせ我がユーヂ号は自宅から離れた月極駐車場で保管。しかも数ヶ月前、この近所で納車1週間の新車が盗難にあったというケースまであり、警戒心を強めたのは言うまでもありません。
ところでセキュリティーとは、ドアを開けようとすると、けたたましいサイレンが鳴る方式が一般的です。さらにICを使った電子キーで、電気系統部に接続した制御装置と交信。数値が一致しない限りエンジンが掛からないとするイモビライザーなどもあります。
その製品代を含めた取付け施工費はせいぜい10万円程度かと思いましたが、これが大違い。20万円〜40万円はするのであります。う〜ん考えどころ。そんなシブチンのオイラの背中を軽く叩くようにして後押しをしてくれたのが、茨城県守谷市にあるセキュリティー専門店クァンタムの代表取締役土屋和之氏だ(photo 04、05)。
やはり本誌20号のカーセキュリティーの特集ページで紹介をいたしましたが、土屋氏は、この筋では相当の有名人でありました。一部、本誌と重複しますが……。
この取材で日本損害保険協会から提供された資料を見て愕然としました。クルマが盗難される30パーセントが、なんとエンジンを掛けた状態でクルマから離れたときに盗まれた例だ。クルマを離れるとき、エンジンを切るのことは当たり前。カギを抜き、ドアをロックすることも当然の配慮だと思うのだが、これすらもできない人が意外に多い。そしてそうしたスキが窃盗団に狙われるわけです。
土屋氏は言います。
「日本人は、安全神話の中にいて、犯罪に合うという意識があまりにも低すぎる。最近特に多くなった外国人窃盗団から見れば、日本は金が平然と道ばたにごろごろ落ちているようなもの。少しでも守る気持ちがあれば、駐車の仕方ひとつでも工夫をするべきです」
土屋氏の言葉を借りるまでもなく、本当に自動車盗難や車上荒らしは日常茶飯事。愛車を盗難されにくくするために、手を考えるべきなのです。
例えば駐車をするときは、そのスペースへクルマの前から入れ、ハンドルを切り、ロックを掛ける。クルマから離れるとき、クルマの前にパイロンなど障害物を置くことも有効だといいいます(砂山陽子@イラスト)。
「少しでも手間を掛けさせることが重要なんです。そして、何より重要なのはクルマをいつもきれいにしておくこと。外も中も。きれいなクルマが汚れていたら、誰かがさわった、誰かが中に入ったことに気が付く」
つまりはクルマを守ることは、愛車精神の延長線上にあるのだ(オイラの場合、溺愛かもしれませんが)。

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前置きが長くなりました。そこでオイラは土屋氏に愛車のセキュリティー施行を依頼しました。主なシステムは加藤電機の「クリフォード」というブランドのシステム。さらにクァンタムオリジナルのシステムを加えたもの(photo 06)。
おおよその内容は、愛車に近づき、中を覗く、愛車を揺らす、ドアやボンネットを無理矢理に開ける、配線を切る、エンジンを不正にかける、といった行為にセンサーが反応。警報を発して、エンジンもかからない。
発砲する以外に愛車の異常を携帯電話などに知らせてくれるシステムもあります。
「しかし、万が一クルマが盗まれようとして、携帯に知らせが来たとして、あなたはどうします? 果敢に犯人に立ち向かいます? そんな危険なこと、決しておすすめできません。私はそうしたユーザーの行動や判断を考え、かえって危険な人には同意できない」
なるほど。クルマが盗まれることを知ったとしても、そこへ立ち向かおうとするのは確かに無謀すぎます。
「今のシステムがあれば、クルマを傷つける1発目は逃しても、それ以降は警報を発することで防ぐことができる。またレッカー車などで持ち運ぶ例もあるが(整備員の恰好をして、白昼堂々と持ち去るケースもあるという)、これもクルマが傾くことを察知して発します」
しかし、セキュリティーは誤動作も敬遠したいもの。住宅地での駐車場で、深夜に誤動作でも起こったら、近所迷惑になるからです。これらセンサーを確実に反応させ、愛車を守るためには施工するショップの実力が大いにモノを言う。つまりショップ選びが非常に重要なのです。
施工は高度な技術を要し、国産車・外車に限らず電装に詳しく、しかも確実に施工できること。外から見て感づかれないように取り付ける。そしてもちろん誤動作を起こさない。確かに施工後、エンジンルームを覗いたが、どこにあるのか(素人目にはわからない)。

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さらにユーザーとショップは信頼で結ばれなければなりません。土屋氏の場合。なにかあれば携帯電話で24時間どんな質問にも答えてくれるのです。またセキュリティーを、ある操作で解除する方法がありますが、この方法についてはたとえ自分の名を伝えたとしても、「電話では一切、お教えできませんからそのつもりで」と強い口調で言い切ってくれました。どの店、どの施工者を選ぶかは、ユーザー次第。オイラの場合、これらの細部にまでわたる配慮で、土屋氏による施工を選んだわけです(photo 07)。
さて、こうしてセキュリティー施工後、クルマのカギには、セキュリティー用のキーホルダーがつきました。つまりオイラのクルマは純正と後付け2種のイモビライザー付き。純正のカギだけではエンジンはかからない。ドアロックのリモコン操作は後付けから行います。カギを開けると同時にセキュリティーも解除できる仕組みです。ただし、カギを開けるとき、セキュリティーを解除はするが、ロックが開かないと行ったケースは何度かありました。しかし基本的に困るほどの不備は起こっていません。もちろん、誤動作で警報が鳴るケースは1度もナシ(駐車中に作動したかどうかは履歴が残る)。愛車に被害を被るような事件やイタズラもない。まずは功を奏したと言っていい。(その代わり、オイラがいないと妻も子供も、クルマに近づかなくなりましたが(^^;)……)。

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[その他に自主的に行った防犯装備]

・ナンバープレート用ボルトの変更(通常の機器ではネジを回せない特殊な形状をしたネジ photo 08)
窃盗団は盗んだクルマのナンバープレートを別のクルマのものに交換するケースが多い。もちろんそのナンバープレートも、別のクルマから盗んだもの。普通、自分の車のナンバーを気にしている人も少ない。しかし、ナンバーを盗まれると、再登録まで数週間から数ヶ月クルマに乗ることができないし、盗まれたナンバーにより新たな犯罪を招きかねない。
・カーフィルム(photo 09)
車内を見せないことも重要な要素。本来は前席も覆いたいところだが、法規上無理。しかしながら内部に貴重品はもちろん、放置しないのが基本。
・ウインドー貼り付け型テレビアンテナ(photo 10)
カーTVやカーナビは盗難被害の上位にあげられる。できることならナビやテレビは収納式を選びたい。が、XC90にはダッシュボード上に設置する方式。また外部から極力それを気付かれないようにするため、アンテナはロッドアンテナ式ではなく、ウインドー貼り付けたタイプにした。ウインドー式ながら、電波情況の良い電波を狙い、受信するダイバーシティーアンテナを採用。感度も良好で映りが良い。
ちなみにこのクァンタムは9月に静岡は嬬恋で開催されたカーオーディオショップのコンクール『2003年 第7回 パイオニア カーサウンドコンテスト』のカーシアター部門で見事優勝しました。(photo 11)なんと愛車精神はセキュリティーにばかり向けられているのではなかったのです。おめでとうございます。

Photo 10 |

Photo 11 |
[そして、編集長ったら……]

「あのさ、本誌でも言ったけれど、そんなにすごいセキュリティーを搭載して、自信があるなら、クルマの駐車場とか明記して、窃盗団に挑戦……」
と、今でも言う編集長。絶対にイヤです。
さて、次回はXC90の装備、特にオーディオと純正カーナビについてレポートします(photo 12)。
あああ、今週も自宅と神保町の往復ばかりだった。遊びに行きて〜。

Photo 12 |
今回までの走行距離 3072km。平均燃費5.8km/L。
Special thanks クァンタム電話0297-45-0099 http://canon-net.com
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