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その日は突然にやってきました。XC90の納車を待ちわびていた8月の下旬、ディーラーの担当者から携帯電話へ連絡が入りました。「お待たせしました。今日、クルマがディーラーへやってきました。整備をして3日後には納車できます」
待ちに待った4ヶ月。それでもこれが今年日本に来る最後の船便らしく、現時点でオーダーをしても納車は来年3月以降らしいです(えがったぁ?(^_^))。
自宅への納車までが待ちきれずついつい、ディーラーへそのクルマを見に行って参りました(photo 01)。しっかり着込んで、3日後にはやってくるんだぞ!
さてXC90の性能や特徴についてはDigital DIMEのクルマ情報サイトを見て頂くとして、前回でも軽く触れましたが、なぜオイラがこのクルマを選択したか、もう少しお話ししておきましょう。
最大の目的は「7人乗りのクルマが欲しい」ということです。
7人乗りのクルマはここ数年大変な人気です。いざというときに7人乗れる。我が家の場合、子供3人と夫婦、さらにオイラの両親と会わせて7人ですのでばっちりでした。
国産車ではミニバンややはりホンダストリームのような5ナンバー7人乗りも数多く出ておりましたし、大変な人気です。
しかし7人がゆったり乗れることを考えると車種は限定されてきます。
その上、前回でも紹介したとおり、オイラは熱狂的な4WD信者でした。
オイラが7人乗りに興味を持ちはじめた02年はじめ頃、候補にあげていたクルマは3種。クライスラーボイジャー、トヨタラウンドクルーザー100系、7人乗り以外ではBMW X5。いずれも大人の雰囲気がプンプンでしょ。そんな昨年春、アメリカはデトロイトで開催されたモーターショーでボルボが新世代SUVを提案。これがXC90でした。
ボルボの徹底した安全設計を生かしつつ、7人乗り、4輪駆動と、オイラの掲げた課題はばっちりクリア。その当時も、ボルボを愛用しただけに引き続きボルボに乗れるかもしれない状況に抵抗もありません。しかし当時は実際に日本で発売するのかは不明。明確だったのは02年秋にはアメリカで発売という情報だけ。価格もわからない状況でしたが。それからを考えると、すでに1年半待ったわけですが……。

Photo 02 |

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ですからXC90の発売が開始された03年5月には、上記3車種に加え、ポルシェ カイエンなども欲しいなぁ、なんて考えながら(考えるだけならタダですから)自分なりに整理をしてきました。
まず、ボイジャーなどミニバンは仕事で毎日のように使うには扱いにくいかも知れないという理由で却下。ランクルはあこがれにクルマの一つでしたが、これもサイズが大きすぎるかなぁ。最終的にはBMW X5と徹底的に比較をしました。X5は7人乗りではありませんでしたが、走行性能は言うことナシ。曲がる、止まるというドライバーの意志を即座に受け入れ、キビキビと走ってくれる。こんなスポーティーなSUVがあったの? と感じるくらい、気持ちの良いクルマです。しかし、トランクルームの狭さが相当に響きました。これじゃ5人でキャンプ、スキーは難しいかも。またカイエン(photo 02)は無理ッスね、あのお値段では……、はい、考えただけですぅ。(試乗はしましたが、すっごい! あれはバリバリのスポーツカーです)
というわけで結局XC90に落ち着いたわけです。
またXC90にはエントリーモデル(2521cc5気筒DOHCインタークーラー付きターボ 209ps)に、装備が充実した2.5T、そして大排気量(2921cc6気筒DOHCインタークーラー付きツインターボ 272ps photo 03 オールアルミ!)のT6の3種。多くの評論家先生や自動車雑誌で高く評価されていたのは2.5Tです。2500ccの排気量ながら、取り回しが軽く、ストップ&ゴーの街中でもストレスをあまり感じません。が、いざ高速走行にはいるとT6のほうが余裕の走りを満喫できます。SUVを使いアウトドアライフを存分に楽しみたい。郊外まで軽快にドライブしたいと思うなら迷わずT6(photo 04)だと感じておりました。
このSUVブームはトヨタがアメリカで発売したハリアーが火付け役でした。特にアメリカでは女性が子供と一緒に出かけ、買い物をする実用車としても評価が高い。つまり、荷物をたっくさん乗せられ、安全性も高いという一面です。その一方で、重心が高いために横転事故も多く、燃費も悪いことで最近では特に西海岸を中心にマイナスイメージが広がっていたと聞きます。
そんな頃に登場したXC90は横転防止装置を装備するなどで新しいSUVのスタイルを提案した格好です。
もちろんオイラが使う中で懸案事項もありました。ランクル100系ほどではないにしてもアメリカンサイズにまとめられたXC90が果たして日本の道路環境に順応できるか。そして燃費の問題はどうかなどです。

Photo 05 |
これらは3日後に納車されてからすぐに検証へ移りました(仕事熱心でしょ)。
我が新ユーヂ号(冴えない?(^^;))と対面を果たしたのは8月下旬の火曜日早朝4時頃(photo 05)。深夜に帰宅した我が家の駐車場に堂々と居座るXC90。しかしその週は仕事が忙しく、自宅と神保町にある小学館との往復ばかり。サイズの大きさはやはり相当に気を遣います。
自宅の前の道幅は3m。駐車場からクルマを出す際、1、2度の切り返しは必要です。最小回転半径6.3mはこのような街中走行で負担に感じてしまいますね。でもこれくらいのトラックは通常バンバン走り回っていますからね。
その上、T6にはリアバンパーにセンサーを内蔵した「バックアップレーダー」(photo 06)が装備されています。バックする際、障害物が近づくと、ドライバーに警告音で知らせてくれます。さらにカーナビと連動するバックモニター(photo07、08)も社外品ですが装着することで、死角ゼロに近づけました。

Photo 06 |

Photo 07 |

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ということでサイズ面では道慣れが必要であることが前提ですが、「でかすぎて困る」ことはありません。
また燃費ですが、2515kgの車重をぐいぐい引っ張るのですから、最近日本車に見るような高燃費は望めません。街中ではおおよそ1リットルあたり5km以下、しかし高速走行で9km程度(コレは予想以上に好成績!)。ただし我がユーヂ号はまだ慣らし運転の最中。燃費を厳密に確定するのはまだまだ速いです。この件はまた追ってご報告いたします。
さて納車以来2週間。ほとんどが仕事での使用ですが今週末はいよいよ郊外へと繰り出します。新たなるレポートにこうご期待。また我が愛車の面倒を見てくれましたボルボカーズ松戸(photo 09)のスタッフの皆様に感謝。無理を言うユーザーで困惑されていたでしょうが、スタッフの方がとても勉強熱心で非常に助かりました。ちなみに納車時に所長さんからこんなモデルをいただきました。今では仕事先で、仕事以外に乗れないことでいらいらするオイラの気持ちを癒してくれています(photo 10)。
さぁて、納車されたからにはいろいろいぢくりまわしますよん。と手始めに行うのがセキュリティーです。先日、小学館の駐車場に駐車してあった我がユーヂ号が、心ない人たちによって蛮行にさらされました。目撃情報によれば数人でユーヂ号を取り囲みバンパーやボンネットに登り、叩くは揺らすは……。あまりの蛮行にたまりかねた駐車場の管理人さんが一喝。賊たちは退散したらしいです(実話!)が、いやはや困ったもんです。しかも日本はいつのまにか盗難・車上荒らしが横行する国になっています。こんな状況でも愛車をなんとしても守り抜く、そんな気持ちを改めて固めました。そこで独自取材を敢行。今まで「自分の車だけは盗まれない」と思っていた人(オイラ自身でもある)、ご用心。
そこで、次回、我が愛車へセキュリティーを施工しました。もうむやみにユーヂ号に近寄ったら、スゴイからね!
ところで本国スウェーデンのXC90のサイトのデキがスゴイです。BBでないと辛いけれど是非ご覧になってください。http://www.volvoxc90.se/
DATA
納車後14日間の走行距離 1164km 平均燃費=6.45km/L
取材協力/ボルボカーズ松戸(千葉)問い合わせ先0120・69・2401
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