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ゴン川野 Selection

●幅206×高さ511×奥行き475mm、17.8kg。CPU=デュアル1.8GHz PowerPC G5。メモリー(標準/最大)=512MB/8GB。HDD=160GB。光学ドライブ=SuperDrive(DVD-R/CD-RW)。
http://www.apple.co.jp/powermac

第6回 緊急レポートMacOSX Tiger 05.19 UP
第5回 MacOS Xと旅に出る 06.29 UP
第4回 MacOS Xで始める快適生活 05.13 UP
第3回 PowerMac G5はAppleの救世主になるのか 04.05 UP
第2回 PowerMac G5完全武装計画 03.12 UP
第1回 PowerMac G5が世界最速を目指す! 02.10 UP


 


[タイガー、タイガー、じれったいがー]


Photo 01

Photo 02
全国推定1億のMacユーザーのみなさん! 遂にTigerが発売されましたね。そこで皆さんが気になるのは、ぶっちゃけどうなのTigerは? ということに違いない。買うのはやぶさかでないが快調に動いているMacが調子悪くなっちゃうと困るし… そんな弱気なあなたに替わって速攻でインストールしてみよう。まずパッケージは黒にガンメタである(photo 01)。これは渋い。高級感がある。中に入っているのはこれだけだ(photo 02)。ディスクが1枚しか入っていない! 前は確か3枚入っていたのに…。しかし、これはDVD-ROMなのである。そのデータ量は何と241,618,944バイトもあるのだ。


Photo 03

Photo 04
ということで早速、インストールしてみよう。賢明なMacユーザーのみんさんならお気付きであろうが、こんな時は新しいHDDを用意してクリーンイストールするのが最もトラブルが少ないのだ。もしトラぶってもまっさらなHDDなので被害はない。うまく行ったらアプリケーションをインストールして、データを移行して作業完了となる。この方法の弱点は恐ろしく時間がかかること。しかも私はめんどくさがりやなので一度インストールしたアプリケーションをもう一度全部入れ直すなんて絶対イヤなのだ。主要なアプリだけでも50個はあるので想像しただけでもダメ。座右の銘は「拙速」ということに今日から決めて、上書きインストールすることに決めた。そうと決まれば早い。サクサクと作業を進めた(photo 03)。あとは再起動してユーザー登録すれば完了かなと思ったのだが、「ユーザー登録の情報」の住所の欄に州が出てきた(photo 04)。この並び方はどうみてもアメリカ仕様である。日本仕様であれば「名(カタカナ)」と表示されるのが正しい。郵便番号も9桁入力しないと認証されなかった。まあ、ユーザー情報は後からでも書き換えられるので気にせず適当に入力して先に進んだ。

[Spotlightで大騒ぎ]


Photo 05

Photo 06
無事インストールが終わったので、早速気分良くTigerを使ってみよう。まあ、とにかくTigerのウリと言えばSpotlightである。ショートカットキーで入力画面を呼び出して、後は検索したい言葉を入力するだけ(photo 05)。しかし、検索のためのデータベースを構築してるらしく、まだ検索はできなかった。それどころかCPUをフルに稼働して(photo 06)、この作業をおこなっているらしくOSの動き自体が遅く感じられる。仕方がないのでMacの電源を入れたままで寝ることにした。果報は寝て待てなのだ。翌日、起きてチェックしてみるが一向に作業完了しない。よく考えてみるとHDDを2台搭載していて、そのうちの1台はバックアップ用なので、こちらのデータベースを作る必要はない。Spotlightの設定画面で「プライバシー」を表示して、検索から除外する場所に使いそうもないフォルダーをどんどん追加した(photo 07)。これでデータベース構築時間が短縮されるに違いない。さらに検索結果を早めるために「検索結果」で表示させる必要のない項目からチェックを外した(photo 08)。これでバックアップ用のHDD250GBがなくなり、OSが入っている150GBのHDDのみが対象になった。Tigerをインストールした2日目の夕方から調子が良くなってきた。


Photo 07

Photo 08

そもそも私がTigerを導入しようと思った理由は『PowerMacG5』の64ビットプロセッサに最適化されたOSだからである。それなに遅くなったのでは本末転倒も甚だしいと即刻、Pantherに逆戻りしたい気分であった。ということで、みなさんも大容量HDDを搭載している方ほど、果報は寝て待てがキーワードである。


Photo 09

Photo 10
Spotlightがきちんと動くようになればしめたものだ。入力画面を呼び出して例えば「DIME」と入力してみよう。瞬時に検索結果が現れる(photo 09)。クリックすればその書類が開かれる。表示しきれないほどの検索結果であれば、「すべてを表示」をクリックすれば別ウインドウで結果が表示される。イメージであればサムネイルが出るので画像の確認もできてしまう(photo 10)。表示させる項目と順番は、先ほど設定した「検索結果」で取捨選択できる。今度はお馴染みの「コマンド+F」で開く検索画面を出してみよう(photo 11)。ちょっとインターフェイスが変わっただけに見えるが、検索属性を使ったより詳細な検索条件の設定ができるのだ。例えば「その他…」を選ぶ(photo 12)。こんなに沢山の項目が選択できる。デジタルカメラのExif情報まで検索できるので露出時間なんていう項目がある。実際に露出時間10秒以上の長時間露光で撮影された画像の選択もできた(photo 13)。チェックしてみると確かに長時間露光した画像だけが選択された。すげえ〜! 調子に乗っていろいろ試してみたが全てうまくいくとは限らないようだ。

Photo 11

Photo 12
実用的なものでは「5MB」より大きなファイルを指定して、一体どんなファイルがHDDを圧迫しているかチェック。いらなければ捨ててしまうとか(photo 14)。検索結果から「スマートフォルダー」を作成するとオリジナルのファイルを移動することなく検索で見つけ出したファイルを集めたリストができる。これをうまく利用するとあちこちに散らばったデータを効率的に管理できるのだ(photo 15)。私は今の方法で充分管理できているので今回はパス。


Photo 13

Photo 14

Photo 15

[Dashboardはよろず屋感覚で]


Photo 16

Photo 17
次に目を惹く機能といえば「Dashboard」である。これはなかなか面白い。私はデスクトップにちまちまとしてアプリを動かしておくのが好きで「Konfabulator」を愛用している。現在993個ものアプリがアップされており選び放題なのだ。使っているのは、ミニカレンダー、アナログ時計、株価情報、天気予報、CPU稼働率など。もちろん半透明での表示にも対応している(photo 16)。
これの純正版と言えるのが「Dashboard」。しかし、大きく違うのは常時表示ではなくショートカットキーなどのワンアクションで表示、非表示が切り替えられることだ。表示させるとズラズラッと出てくる(photo 17)。カレンダーや世界時計だけでなく、翻訳とか度量換算なんかもできて便利。常時表示だと見えなくなることがあるが、これなら必要な時だけ表示できる。これらのアプリは「ウィジェット」と呼ばれ、下段にあるバーに収納され、必要に応じて追加したり、非表示にできる。私は世界時計を3個表示させている。ウィジェットはJavaスクリプトで簡単に作ることができるのでフリーウエアとして、これからバンバン登場してくるに違いない。ちなみに真ん中ぐらいにあるのはハワイアン娘が腰を振るだけのウィジェットである。Appleでも.mac会員向けに特別ウィジェットの配布があるのだが、まだ「Coming soon」なのだ。

[SafariはRSSで進化した]


Photo 18
RSSとは、一般的にWebサイトの更新情報を公開するために使われるフォーマットで、専用のRSSリーダーまたはブラウザのRSSリーダー機能を使って表示できる。Safariにはいままでこの機能がなかったのだが、遂に搭載された。環境設定に新たに「RSS」という項目ができているので、これにチェックを入れれば機能が使えるようになる(photo 18)。まず、RSSに対応したサイトを登録しよう。「RSS-search」などのリンクなどを利用すると便利だ。もちろんこのサイトもRSSに対応している(photo 19)。アドレスの横にRSSというボタンが表示されるので、これをクリックしてみよう。更新情報が一覧が出てくる(photo 20)。更新された記事の見出しと更新された時間などが表示され右側のバーを使って記事の検索や並び替えができるようになっている。これでわざわざRSSリーダーを使わなくても良くなったのだ。ヤフーオークションもRSS対応なのでこれは便利(photo 21)。さらにPDFの表示にも対応したため「Preview」などを起動することなくPDFファイルが見られるようになった。


Photo 19

Photo 20

Photo 21

まだまだいろんな機能があるのだが、これを検証していると時間的に速報ではなくなってしまうので、今回はこのぐらいにしておこう。Pantherに比べるとTigerは見た目の派手さはないが根本的な部分が大改良されている。1万4095円なら買い! そして上書きインストールでも私の場合は特に問題は起こらなかった。Webなどで調子が悪くなったという書き込みのほとんどはSpotlightがデータベースを構築している間だけのことで、その後、安定してきたという報告がなされている。ということで「見る前に飛べ」という言葉で締めさせてもらうのだ。
 


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