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[最初に何を揃えるべきか]


Photo 01 |
『クリエ』ゲット、『iPod mini』だって、しかし、それどころではないのだ。遂に『Nikon D70』を買ったのだ!(photo 01) 何をいまさら、それより『EOS 20D』きゃないだろ!というお叱りを受けそうだが、あれはまだ売っていないのだ。しかも価格はボディだけで18万7000円である。確かに超広角レンズ好きの私にとって同時発表された『EF-S 10〜22mm F3.5〜4.5USM』は、非常に魅力的だが、これも発売は11月下旬予定である。その頃にはコニカミノルタから、ボディ内にCCD移動式手ブレ補正機能付きのアルファーシリーズのデジタル一眼レフが発売されているだろうし…
とにかく、先のことを考えても仕方がない。私には今すぐデジタル一眼レフが必要なのだ! なぜなら、「もて耐」と「SUGO6」が迫ってきたから。どちらも知人が結成したチームが参戦。これを撮らないでなにを撮る。いままでレンズ一体式デジカメでサーキットの写真を撮ってきたが、実はあれ、結構、狭いサーキットだったり、コースのすぐ近くまで行けたりしたのだ。それでかなり迫力のある絵が撮れたが、今度はそうはいかない。レース経験者に聞いてみると最低300mmは必要で、できれば400mmが欲しいという。レンズ一体型デジカメは、12倍ズームの最大432mmが限界である。一眼レフのレンズなら、いま手持ちにニコンの300mmと500mmがある。デジタル一眼レフに装着すれば、450mmと750mmとして使える。さらに問題なのはレンズ一体型デジカメだとファインダーが、電子ビューファインダーになることだ。耐久レースとなると6時間から7時間も続くので、その間ズーッとあのカクカク動くファインダーをのぞいていたら絶対に気持ち悪くなるに違いない。

Photo 02 |

Photo 03 |
ということで、もて耐の予選が始まる8月19日までには、デジタル一眼レフが欲しかった。レンズのことを考えると、やはりD70。『EOS KissDigital』は連続撮影が最大4枚というスポーツ撮影にとって致命的な弱点があるためにすぐさま却下。ということで、D70に決定。しかし、ニコンのオートフォーカスレンズが1本もないので、ボディだけでなくレンズキットを狙うことにした。yodobashi.comでの価格は15万6800円の10%還元である。つまり14万1120円ということ。かなりこなれた価格だが、価格comで調べると最安値は12万9139円だった。送料込みで13万円ぐらいだ。ダメ押しでヤフオクで探してみると10万5600円なんていうのがあるけど、納期が15日ぐらいかかるとか。結局、即納12万8000円で手を打った。翌日午前便で到着。箱のカドが多少凹んだが中身は無事だった(photo 02)。レンズはヤフオクで中古の75〜300mm F4.5-5.6を何と9000円でゲット。これでとりあえずレースに間に合った。念のために予備のバッテリーを『ロワ』に注文した。2200円である。これは互換品なのでメーカー保証対象外、自己責任ってことで(photo 03 上が純正、下が互換品)。サーキットは砂とホコリが多いので、レンズ保護フィルター(photo 04)と液晶モニター保護シール(photo 05)もゲットした。そして忘れてならないのがサンディスクのCFカード『ultraII/1GB』である(photo 06)。このカードを使うことでD70は標準モードで連写無制限という高性能を発揮するのだ。まとめると、

Photo 04 |

Photo 05 |

Photo 06 |
●Nikon D70レンズキット 12万8000円
●予備バッテリー 2200円
●プロテクトフィルター 2394円
●保護シール 1134円
●CFカード 2万5000円ぐらい
合計15万8728円
最低限、これだけは用意したい。それから私はカメラバッグが嫌いなので、持ち運び用にモンベル『カメラップ』(photo 07、08)と『レンズポーチ』(photo 09)をゲットした。フリース地で作られたラッピング布で袋状になっていないので、どんなレンズを付けてもクルクルッと巻いて収納できるのがいい。レンズポーチは口が巾着状になっていてゴムで締められる。ストラップは以前から使っていたタムラックのものを流用した。これはストラップが不要の時はクイックリリースで根元から、素早く取りはずせるのがミソ。

Photo 07 |

Photo 08 |

Photo 09 |
●カメラップ(ライトカーキ) 1365円
●レンズポーチ(クールブルーL)1050円
●レンズポーチ(ミネラルXL)1260円
●タムラック(N-45) 2919円
合計6594円
これ全部足しても16万5322円とかなりリーズナブルである。これにあと三脚があれば文句なし。いま使っているのはジッツオのカーボン三脚『G1128』とベルボン『PH-273』の組み合わせ。カーボン三脚にマグネシウムの自由雲台なのでかなり軽い。とそのとき、リディアちゃんから撮影依頼の電話があった。
[標準ズームレンズと内蔵ストロボで勝負]

「明日までに新規開店するレストランの店内と料理なんかのイメージカットが必要なの。ギャラは私のモデル代1回と相殺でいかが?」いかがと言われても広角は28mmまでだし、マクロレンズがないから寄りは38cmだし、グラデーションペーパー買ってないし、ストロボも外付けは使ったことないんだよね〜 と言ったら、ダメなら私が撮るつもりだったというので、引き受けることに決定。持って行くのはD70レンズキットと三脚だけである(レフ板ぐらい持ってけよ)。

Photo 10 |

Photo 11 |
さて、まずレストランの外見から撮影、電線とかゴミ置き場とかいろいろ邪魔なものがあるので、夜になってから撮ることにして、取り急ぎ店内へ。Web用に昼間のイメージと夜のイメージのカットが欲しいとのこと。幸い28mmでも全く問題なし。三脚をセットして、そう、珍しく忘れずに持ってきた水準器をカメラに乗せた。画像データであとから水平とるのは結構面倒なので、これは必携。水準器がない時はD70のカスタムメニューで格子線表示をONにすると、ファインダー内に水平と垂直に線が出るので、これを利用してもいい。記録モードはJPEG+RAWデータを使った。RAWデータで撮っておけば展開するときに色温度を変えて、昼と夜のイメージが簡単に作れるのだ。この辺りの話は簡単にできないので、回を改めてやることにして完成した画像がコレ(photo 10、11)。全く同じ露出で撮影した1枚のデータで、こんなに変えられる。
料理はイメージなのでアップにして処理。テーブルの上に載せて撮っているだけ。しかも内蔵ストロボを使った露出優先モードで撮影。普通は38cmなんて近距離で内蔵ストロボを使うと露出オーバーになってしまうのだが、ニコンのDタイプレンズは、距離情報までカメラに伝達して、ストロボの発光量を調整しているのだ。これは賢い! さらにi-TTL-BLという測光方式で背景との明るさも調整しているという。ウーン、ハイテク。それで補正などいっさいなしでカメラまかせで撮ったのがコレである(photo 12、13)。確かチーズの写真を撮ったときに背景にワインを並べた。これが暗くならずにきれいに撮れている(photo 14)。内蔵ストロボだと光量が足りなくてなかなかこうはいかないのだ。最後にワインの瓶を撮影。これは真面目に撮ろうとすると結構難しい。光源の映り込みとか。ガラスの透明感とか、今回はカメラまかせでストロボと店内の照明のミックス光とした。わざとらしいてかりも出なくて、ストロボを使った方が発色が良かったのでこちらを採用(photo 15)。

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Photo 14 |

Photo 15 |

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色の再現が難しい液体も、ストロボを発光させて光を当ててやればグッと美味しそうになった(photo 16)。最後に店外の外見をおさえて完了(photo 17)。ここで注目して欲しいのが、空の色である。日没後なのに妙に青くないか? 実はこれ記憶色モードを使っているので、空の色はなるべく青く写るのである。まさにD70いたりにつくせりの設計である。ここまでの撮影カット数106枚、時間にして2時間半。プロより確実に早い! さすがデジタル一眼レフである。
ということで、次回は交換レンズ編を予定。格安レンズをヤフオクでゲットだ〜

その後、レストランは無事開店! 「Shirogane Hananoki」なのだ。チーズバーとワインとアボガドオイルがウリ、白金台に立ち寄ったら思い出して欲しい。
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