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ゴン川野 Selection

●幅206×高さ511×奥行き475mm、17.8kg。CPU=デュアル1.8GHz PowerPC G5。メモリー(標準/最大)=512MB/8GB。HDD=160GB。光学ドライブ=SuperDrive(DVD-R/CD-RW)。
http://www.apple.co.jp/powermac

第6回 緊急レポートMacOSX Tiger 05.19 UP
第5回 MacOS Xと旅に出る 06.29 UP
第4回 MacOS Xで始める快適生活 05.13 UP
第3回 PowerMac G5はAppleの救世主になるのか 04.05 UP
第2回 PowerMac G5完全武装計画 03.12 UP
第1回 PowerMac G5が世界最速を目指す! 02.10 UP


 


[プロアトラスXを道しるべに]


Photo 01
さあ、今年も夏休みがやってくるぞ〜! 私の夏休みは、何がなくとも北海道ツーリング。大洗から苫小牧までの往復のフェリーは、すでに予約済み。グランドシートが一体化された『モンベル/モノフレームシェルター・ダイヤ』もゲット(photo 01)。フレーム1本で設営ができ、重さは驚異の1070g。スタッフバッグに全装備を入れても1.24kgなのだ。あ、これ今度検証工房で取り上げてもいいかなあ〜。それはさておき、地図である。


Photo 02

Photo 03
昨年はライダー定番の『ツーリングマップル北海道』『ツーリングGOGO』の北海道0円マップを持って行った(photo 02)。今年は北海道0円マップの拡大版である『GOGO! 北海道』まで買ってしまった。あとガーミンのGPS『eTrex Legend-J』が大活躍(photo 03)。方向音痴の私も道に迷わずに快適にツーリングができた。今年もこれで決まりと思ったのだが、地図ソフトの定番中の定番『アルプス社』からMacOS Xに対応した『ProAtlasX』が発売されたと聞いては、インストールしない訳にはいかないだろう。説明文によればOSXの表現力を活かしたインターフェイスがポイントだという。北海道に持って行くことはできないが、事前の計画には役に立つに違いない!

速攻でインストールだ! DVD2枚組なのでフルインストールするとかなりのボリュームになりそうだが、ここは快適性重視で、フルインストールを選択(photo 04)。もちろん詳細地図も選択(photo 05)。ピンポイント住所検索データも選択(photo 06)。これだけ選ぶと約9.4GBだ。それはいいのだが、結構時間がかかる。インストールが終わるまで約40分もかかる。フォトショップを十数枚のフロッピーディスクでインストールしていた頃を思い出してしまった。速攻という訳にはいかなかったが、無事インストール完了。

Photo 04

Photo 05

Photo 06


Photo 07

Photo 08

Photo 09

Photo 10
それでは、まず軽く小学館ビルでも表示してみるか。都市部には1/5000表示があるので、非常に細かいところまで分かる(photo 07)。小学館ビルとその裏手にある一ツ橋センタービルが分かれて表示され、一方通行も出ているので、手前の信号左折しないとダメか〜、ということまで分かる。しかし、センタービル地下の駐車場の表示がないなあ。あれは秘密のパーキングなのか(ウソウソ)。新しくできた東京パークタワーもバッチリ表示された。ちょっと昼飯でもと思えば、オプションの検索機能で「ぐるなび」を選ぶと登録された飲食店がピンで表示される(photo 08)。試しに「すべて」を選ぶと500件以上の登録があり検索中止になってしまった(photo 09)。それならば「ラーメン」に絞って再検索すると、オオッ、49件が検索された(photo 10)。一番近い店のピンをダブルクリックすると説明が表示される(photo 11)。みなさんお分かりかと思うが、この機能はインターネットに接続していないと使えないのだが、携帯電話でちまちま検索するよりも見やすくて便利である。さらに、宿泊設備やマクドナルドやデニーズも検索できるのだ(photo 12)。コンビニやガソリンスタンドも検索できるともっと便利なのだが、次回に期待しよう。それから、全国の天気予報も表示でき、ダブルクリックで週間予報も見られる。これはいいね(photo 13)。

Photo 11

Photo 12

Photo 13


Photo 14

Photo 15

Photo 16

Photo 17
次は、新しく搭載された検索機能を使ってみよう。ルート検索である。出発地点と目的地点を指定するだけで、ネット経由で移動手段やルートを検索してくれるのだ。例えば有料道路を使うにチェックを入れれば高速道路を使ったルートを示してくれる。ウチから大洗のフェリー乗り場までを検索してみた(photo 14)。時間優先にすると約2時間16分かかる。フェリーの出航が18時30分だから、2時間前の16時30分に着くには14時ぐらいに出発すればいいわけか。大洗付近を拡大してみると、なぜかマニアックな抜け道風のルートまで表示されていた(photo 15)。今度は高速道路の料金をチェック! 出発地点を地図に表示させて「IC選択…」を押すと候補が出るので選択。同様に到着地点も設定できる。これなら、インターの出口まで分かってしかも楽に検索できる。料金は2650円か(photo 16)。時間を見ると、約1時間32分になっている。さっきよりかなり短いではないか。しかも距離の差は20km程度。高速道路だと平均時速が80kmになるらしい。なんだ14時じゃあ早すぎではないか。試しに「ハイウェイナビゲーター」で検索すると123.2kmで1時間37分。なるなるほぼ同じである(photo 17)。到着時刻は15時37分だ。一般道を走る距離をプラスすると結局、14時出発でいいかなあ〜。

ルート検索機能を使えば、北海道でのツーリング計画もたてられる。例えば苫小牧に到着するのは、翌日の13時15分なので、この日どこまで走れるかを検討してみよう。支笏湖と洞爺湖を見て、室蘭の地球岬でキャンプする。これが可能かどうか。ルート検索してみた(photo 18)。3時間10分ということは16時30分ぐらいなので余裕である。岬で夕日を見てから、登別温泉に行けそうだ。それとも洞爺湖からオロフロ峠を走って、混浴露天風呂のオサル湯に入るか。などと妄想は広がる。試しに洞爺湖から、足を伸ばして神威岬から小樽へ抜けるルートも検索(photo 19)。これはダメだ290km/7時間26分と出た。1日目は登別付近で宿泊に決定だ。ここでさらに検索機能を使って、中心点から半径50km以内のキャンプ場を検索した(photo 20)。右下に緯度と経度が表示されるので、気に入ったキャンプ場があればGPSに登録できる。これで迷う心配なしだ。

Photo 18

Photo 19

Photo 20

[地図をカスタマイズする]


Photo 21
『ProAtlasX』は、旅が終わってからも役に立つ。それはライブラリ機能があるからだ。任意のポイントを選んで、地図にテキストやピンのアイコン、画像などを貼り込めるのだ。例えば宗谷岬の日本最北端の碑に行った時の写真を貼り込んで、加えてみよう(photo 21)。まず、MacOSXならではの大きくて緻密なアイコンが使える。また地図と同じフォントを使って、文字が貼り込める。そして画像が貼り込めるのだ。こうすれば自分だけの北海道地図ができる。


Photo 22

Photo 23

Photo 24

Photo 25
具体的な方法は、まずオブジェクトを選択、エリアを使えば円や三角などでポイントを表示できる(photo 22)。ピンを選ぶと96×96の大きなアイコンが使える(photo 23)。そして作ったデータはライブラリに保管される(photo 24)。ブックマークに登録すると地図からの一発検索ができる。常時表示グループに入れると、最初から地図に登録されたデータのように表示されるのだ。
これは行きつけのバイクショップを登録したのだが、目立つようにわざとフォントを変えてある。そっくりにすると見分けがつかなくなる。ちなみに登録したのは「PowerHouse」である(photo 25)。このように、見たり、調べたりするだけでなく、自分だけの地図というかデータベースが構築できるのが、プロアトラスXの最大の特徴なのだ。


Photo 26

Photo 27

Photo 28

Photo 29

Photo 30

Photo 31

Photo 32

Photo 33

Photo 34

Photo 35
さらに「GPSe」photo 26)というフリーウエアと連携させると、『ProAtlasX』上にGPSのトラックポイントやウエイポイントなどを表示できる。これは凄い。Windowsではできたのだが(photo 27)、Macでもできるとは思わなかった。さらに現在地の表示もでできるのでPowerBook G4と組み合わせれば、モバイルGPSシステムが完成する。早速、試してみようとしたのだが、私の使っているシリアルUSB変換ケーブルがMacOSX 10.3.4に未対応なためGPSが認識されないではないか。しかたがないので他社の変換ケーブルを「KEYSPAN USB SERIAL ADAPTER」をゲット(photo 28)。こちらはMacOS X対応のドライバーが付属しているので問題なく認識された(photo 29)。次に「GPSe」のPreference画面で、シリアルポートを変換ケーブルに指定すれば完了!(photo 30)いままで走ってきた軌跡(Trackpoint)を読み込む(photo 31)。同様に自分でマッピングしたウエイポイント(Waypoint)も読み込んだ(photo 32)。ここから『ProAtlasX』を起動させると地図に連携させてポイントを表示できるのだ。自動表示させると自分が走った軌跡が赤い実線で表示され青い矢印が、ピッピッと進んでいく(photo 33)。さらにMPSという形式で保存して、『ProAtlasX』でそのファイルを開くと軌跡を青い実線で地図に表示できる。例えばこれは東京から島根まで走った時のルートだ(photo 34)。どんな縮尺にも対応しているので、地図を拡大していくとどの道を何周したかまで分かる(photo 35)。ウエイポイントの方は、自分で登録した地図上の覚え書きが表示される。これは昨年の北海道ツーリングの情報(photo 36)。拡大していくと最北端に位置する稚内の「みどり湯」の場所も正確に分かる(photo 37)。これだと川の中にあるように見えるが、実際は川と平行に細い道がある。これを『ProAtlasX』側のポイントとして登録して常時表示にしておけば、自分だけの地図になるわけだ(photo 38)。これらほとんどの機能は『ProAtlasX』というより「GPSe」の機能である。もう作者の田村英一さんには、足を向けて眠れないほど感謝。GPSで確認したが、いまの布団の配置で足は向けていなようだ。

最後にプロアトラスXは、アップルストア特別版が9890円で売られている。スペシャルパッケージはどこが凄いかと言うと、何とアップルストアの位置を地図上に表示して、店舗紹介ページにリンクするという。っていうか日本には、まだ銀座アップルストア1店舗しかないじゃん。しかしなぜか販売価格は通常版より安い! 値段がスペシャルなのかもしれない。誰か特別版をゲットして、アップルストアの表示機能以外に特別なことを発見したら、教えてくださいね〜


Photo 36

Photo 37

Photo 38

 


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