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[G5だけでいいのか!]

Appleのフラッグシップモデル、『PowerMac G5』のパワーをフルに引き出すためには、やはり素のままで使うだけではダメなのである。最低限RAMの増設はしておきたい。ということでApple
StoreでRAMだけは1GBに増設した。あとグラフィックカードもATI
Radeon 9600 Proに変更。それとは逆に光学式ドライブはコンポドライブに変更してマイナス2万3200円をゲット。こうしたカスタマイズが簡単にできるのがApple
Storeの便利なところだ。
[G5の機動性をアップする]


Photo 01 |
さて、これを元にさらなる性能アップを図りたいのだが、まずゲットしたのは『ローラ55』である(photo
01)。いきなり性能アップになってないと思うかもしれないが、みなさんは知っているのだろうかG5の重さを、なんと17.8kgもあるのだ。これを動かすのは大変である。まあ、動かさなくてもいいようにフロントにUSB2.0とIEEE1394の端子が付いてるのだが。しかし、背面でなくては接続できない端子もあるし、サイドパネルを開けて、改造したり、じゃなくてHDやメモリーを増設するにも移動は不可欠。そこで、小指1本でG5を動かせる『ローラ55』が必要なのだ。取り付けはボルトオン、つまり無加工でG5をキズ付けることなく行える。構造はシンプル、パーツはこれだけだ(photo
02)。小さなプレートでG5を挟み込みネジ止めするだけで完成(photo 03)。必要な工具はドライバー1本だった。

Photo 02 |

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これでG5はモバイル化を果たしたのだが、次に気になるのはトップである。G4に比べれば完全にフラットなので周辺機器は置きやすい。しかし、ゴチャゴチャ置くのはカッコ悪いし、やっぱりハンドルがちょっと邪魔である。そこで『ルーフガレージ』にご登場いただいた。これは載せればトップがハンドルとツライチ、つまり完全にフラット化できるのだ(photo
04)。こちらもボルトオンなので無加工で取り付けられる(photo 05)。中にできる空間がもったいないので、オプションのUSB2.0でデータを転送できるカードリーダーを入れることにした(photo
06)。ちょっと奥まった位置に取り付けるので操作性は良くないが、パッと見なにもないところが渋い(photo
07)。さらにIEEE1394で接続できるHDDのインターフェイスも載せることにした(photo
08)。手持ちの内蔵型HDをつなげるだけで、HDが増設できるのだ(photo 09)。G5は筐体はデカイが、なんとHDは1台しか内部に増設できないので、ここにもう1台増設できるのはありがたい。最後にフタをかぶせると完成(photo
10)。デロンギ、オイルヒーターの2010年モデルみたいに見えないこともないが、カッコイイ!

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Photo 09 |

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[内面からもパワーアップ]


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お次はバックアップ用にHDを増設する。容量は250GBをおごった。確か私が初めてゲットしたPowerPC搭載機である『PowerMac 8100/80AV』は内蔵HDが500MBしかなかったのだ。それでいて価格は78万8000円。ちなみにRAMは16MB! なんとHDの容量は500倍も増えている。250GBを2基搭載すれば1000倍である。容量はハーフテラバイトである。G(Giga)の次のT(Terra)の世界が現実のものとなるのだ。TV録画するわけでもないのにどうしてそんなに容量が必要かと言えば、ひとえにデジカメの高画素化が原因である。RAWデータと1枚22MBもファイルサイズがあるので、100枚で220MB。1000枚で2.2GBである。これをオリジナルを残したまま、加工したりしているとアッと言う間に容量を食ってしまう。さらに音楽データ油断がならない。今度はここにDVカメラで撮影した動画データが加わる予定なのだ。というわけで、G5が採用したSerial
ATAに対応した大容量内蔵型HDとしてロジテック『LHD-SA250HK』を選んだ(photo
11)。これとヒューリンクス『トライ! バックアップ3.22J』を組み合わせて1日2回のバックアップ体制をとる予定だ(photo
12)。
HDの取り付けは驚くほど簡単で、ドライバーもいらない。サイドパネルを外して、増設用のベイに新しいHDを入れるだけなのだ(photo
13)。このときにネジなしでカッチリ付くように専用のパーツを取り付けるのだが、すでにこのパーツは本体に収納されている。取り出せばいいのだ(photo
14)。「ルーフガレージ」に内蔵したカードリーダーはカッコイイのだが、CFカードの挿入が意外と面倒である。見えないしサイズがギリギリなのでなかなかピタリと差し込めない。しかたがないのでIEEE1394対応の高速メモリーカードリーダー『LMC-CA92F』を導入した。デザインはG5と全く合わないのが玉にキズだが、性能は抜群でデジカメの画像データ転送には欠かせない(photo
15)。これはフロントのポートに差し込んで必要な時だけ使っている。やっぱりフロントポートは便利だ! ということで、パワーサポートの『USB 2.0
4port Hub SG-08』も確保した。限定品なのでなくなってしまうおそれがあるためだ(photo
16)。上に載っているのはデジタル温度計で、G5のヒートシンク付近の温度を表示させている。
[ドライブ換装とメモリー増設]


Photo 17 |
ようやく起動体勢を整えたG5をG4の隣に並べた(photo 17)。こうしてみるとG4が、ミドルタワーであることがよく分かる。っていうかG5がデカすぎるのだ。サーバー並みである。とにかくLANで接続して、必要なデータを転送させることにした。その間にヤフーオークションをチェックしていると、激安のRAMを発見。何と512MBで、9500円。1GB増設しても1万9000円、送料無料である。動作チェック済みで、保証も付いている。速攻でゲットした(photo
18、19)。G5は最大8GBまでメモリーを増設できるので、積まなきゃソンソンである。しかも、ちまたのロードテストではメモリーを1GBから2GBに増やした場合が、最も飛躍的に速度が向上するらしい。うーん、これは楽しみ。
早速、裸足になって、手の静電気も除去してからメモリーを差した(photo 20)。このMacについてを見ると見事に増設されている(photo
21、22)。システムプロファイルで見るとこんな感じである(photo 23)。それで実際に早くなったかどうか。試しに8Mピクセルのデジカメのデータを「Photoshop
CS」で展開して、速度を測ってみた。

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Photo 23 |
●1GB/TIFF 3.29秒。RAW 5.98秒
●2GB/TIFF 1.76秒。RAW 4.70秒

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やった〜、確かに早くなっているではないか。しかし、メモリー1GBでも、G4に比べれば抜群に早いのである。これでRAWデータでイライラすることはなくなった。次に2万3000円を惜しんで、選んだコンボドライブをスーパードライブに交換する。ヤフーオークションの情報によれば、G5が採用しているドライブはパイオニア製らしい。これに交換すれば純正ドライブとして認識されて、iMovieやiDVDがそのまま使えるのだ。アップルはブラックモデルを採用しているのだが、どうせ中は見えないし、トレイの色は黒なので安い方の白を購入(photo
24)。価格は1万3300円で、送料と消費税込みで1万5015円。純正よりかなり安い。さらに内蔵されていたコンボドライブはオークションで売り払って6000円ゲット。差し引き9015円。普通に買うより約1万4000円も安くあがった。さあ、早速、換装してみよう。注意点はドライブ側のディップスイッチをCS(CableSelect)にしておくことだけ(photo
25)。あとはケーブルを接続すれば完了(photo 26)。こちらは手順がちょっと面倒だが、マニュアルに交換の仕方が説明されている。ところが試しにトレイを出そうとすると、トレイ先端にあるフタが干渉して出てこない。そんな馬鹿な〜。よく考えてみるとこの白いフタは不要なのである。えいやっと外してしまう(photo
27)。これでバッチリである。さすが純正ドライブ(photo 28)。システムプロファイルを開いてみると、このようにアップル対応/アップル製として認識されている(photo
29)。
データの移行も無事に終わり、いよいよG5の運用が開始された。手始めに自慢のメールを知人に出しまくってみた。するとフリーランスエディターの野田嬢から、「そんなに速いマシンを使って何をなさるんですか?」という返事をいただいた。何って仕事に使うんだよ、原稿書いたり、メール送ったり、Webで調べモノしたり、画像データを処理したり、そうかG4でもできるかそんなこと。G5でなければできないことって何だろう… と悩みつつ次回に続く。
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