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[ロマンスカーで一人旅]

「きょう、ロマンスカーで。」箱根に行こう、というキャンペーンがある。実は箱根なら、今年になってから何度も行ったのだ。椿ライン、西湘バイパス、箱根ターンパイク、芦ノ湖スカイライン、伊豆スカイラインなどなど、しかし、全てバイクでのツーリングだったので道路しか見ていない。景色のいいポイントでも休憩なし。休むのは食事とトイレだけなのだ。これでは春を探すどころではない。やはり旅は鉄道に限る!
ということで、ロマンスカーに乗ることに決めた。箱根だと春を探すのがしんどそうなので、目的地は片瀬江ノ島にした。ここから、江ノ電で鎌倉に行ってもいいしね。極楽寺、長谷、由比ヶ浜、鎌倉って感じで。極楽寺と言えば『俺たちの朝』。オッスとカーコとチューちゃんが、鎌倉で青春するのだ。エンディングに必ず銭湯が出てくる。この彼女と銭湯に行くという状況に、かなり激しく憧れたものだ。そしてエンディングは散文詩で締める。ルーツはもちろん『俺たちの旅』でカースケとグズ六とオメダが主人公。舞台は吉祥寺、主題歌のバックに、井の頭公園の噴水の中を歩く3人が映し出されるのが印象的だ。岡田奈々も「なななんと!」とか言っていたのだ。

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ああ、どんどん話が脱線していく…。軌道修正してロマンスカーに話を戻すと、指定席特急券の予約がWebサイトからできるのだ(photo 01、02)。無料で登録できるロマンスカークラブに入れば、速攻で予約できるらしい。早速、試してみるとすんなりと予約が取れた。後は当日までに最寄りの小田急線窓口で予約番号を言えば、指定席特急券と乗車券をゲットできる。PowerBook G4を使えば、旅の当日に、時間が決まったら帰りの指定席するなんて芸当も楽勝だ。乗り込んだロマンスカーはなぜか車内販売一切なしということで、旅の気分はちょっとダウン。昔は白いエプロンのお姉さんが、メニューを見せてくれて、カスタードプリンとかオーダーできたのに残念無念。
気を取り直して、折り畳みサイドテーブルの上にPowerBook G4を載せる(photo 03)。今回はブルートゥース対応携帯電話を用意したので、乗車中もモバイル通信ができるのだ!しかもワイヤレスである。ロマンスカー初の快挙かもしれない(photo 04)。そう思って、さりげなく車内をチェックしてみるとおじさん、おばさん、老いも若きも、誰もノートパソコンなんか取り出している奴はいねーよ。当たり前だよ、これから江ノ島行くんだから。ああ、やっぱりロマンスカーの一人旅は寂しいのである。モバイルには新幹線がよく似合うのだ。スーツ姿なら、もっといい『取締役 島耕作』みたいなノリで。しかもブルートゥース自体は問題ないのだが、携帯がときどき圏外になってしまい、そのたびにブルートゥースのネゴシエーションをやり直さなければならないのが面倒だ〜。


Photo 03 |

Photo 04 |

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ここでハッキリ、言っておきたいのだがPowerBook G4/12インチモデルにPCカードスロットが、ないのは日本のモバイル事情を完全に無視しているとしか思えない。これでモバイルマシンと言えるのだろうか。責任者出てこい〜。とぼやきが入ったところで、ロマンスカーはようやく片瀬江ノ島に到着した。なんか竜宮城のような駅である(photo 05)。『千と千尋の神隠し』の冒頭シーンを思わせるような。そして駅の前にいきなり、江ノ島が見える。
[旅は道連れ世は情け]


Photo 06 |

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片瀬江ノ島には、リディアちゃんの住んでいるマンションがある。駅まで迎えに来てもらい、早速マンションでコーヒーをご馳走になる。窓からの眺望は最高(photo 06)。部屋にはボンダイブルーの元祖iMacが置かれていた。こんな所に住んで(photo 07)、仕事先が原宿のデザイン事務所で、職業モデルというのは、島耕作でなくては口説けないような高嶺の花だなあと妄想を膨らませつつ、とりあえず江ノ島に向けて出発(photo 08)。美味しそうな磯の香りに誘われて、歩いていくとさざえとハマグリに接近遭遇した。こんなところにも春は来ているのだ(photo 09)。江ノ島と言えば洞窟探検! そう勝手に決めている私は、リディアちゃんと坂道や階段を登りに登って、遂に洞窟を制覇。最後は展望の拓けた食堂で昼食。さすがにここでは、携帯電話の感度が良く問題なくインターネットにアクセスして、メールのチェックとブラジングができた(photo 10)。ジモピーお勧めのメニューは、釜揚げしらす丼(photo 11)。あつあつご飯に柔らかしらすがベストマッチ。ポカポカ陽気の江ノ島は、春どころか初夏の雰囲気さえ感じさせてくれた。
春が来て
夏が来る
男がいて女がいる
それが面倒だったり
楽しかったり


Photo 08 |

Photo 09 |

Photo 10 |

Photo 11 |
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