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ゴン川野 Selection
BTOシステムを駆使し、Pentium4/1.9GHzのCPUに交換して、最速マシンを狙う。
メモリーを512MBに増設。グラフィックボードもサウンドボードも高性能なものに交換。ケースも変更。CD-Rドライブも付けた。結果、消費税込みで13万8852円になった。キーボードとマウスなし、OSも別なので、同社の完成品と比べ、かなり安くなった。
http://www.vspec-bto.com

第6回(完結編) 自作機はHDDレコーダーの夢を見るか 04.05.28 UP
第5回 究極の静音に挑む 02.10.24 UP
第4回 ガチンコ静音対決 02.10.08 UP
第3回 インターフェイスの要、キーボードを選ぶ 02.08.02 UP
第2回 新規インストールなら、楽勝のWindows XP Professional 02.07.19 UP
第1回 ドデカイ段ボール箱に、気分はもうクリスマス! 02.07.04 UP


 



Photo 01
秋は空冷エンジンの季節である。ポルシェ911も伝説の空冷水平対向6気筒エンジンから水冷になってしまったが、モーターサイクルの世界では、まだまだ空冷は健在である。例えば、いま私が乗っているドカティM400も空冷Lツインエンジンなのだ。水冷エンジンにはラジエーターがあり、ファンによって強制的に冷却水を冷やし、エンジンを冷やすことができるのだが、空冷の場合は走らなければ冷えない。たとえオイルクーラーが付いていても走らなければ始まらないのだ。外気温が低ければ当然、エンジンは冷えやすい。空冷と言っても直接エンジンを冷やしているのはエンジンオイルである。つまりオイルの温度管理が空冷エンジンのキモなのだ。というわけで、ボアアップしたり、ハイコンプ仕様にしたエンジンにはデジタル温度計が欠かせない(photo 01)。レーサーにはスピードメーターは付いていなくても油温計、水温計、タコメーターは必ず付いている。それほど大切なものである。



[静音の基本は温度管理にあり!]


Photo 02

Photo 03
そこで、私のマシンにも温度計を付けた(photo 02)。アルミのサンドブラスト仕上げで、どこに置いてもしっくりくる高級感溢れる、パワーサポートの「Digital Thermometer」だ。0.1度単位で10秒ごとに計測してくれる。これでよりシビアに静音化を追求できる。そして、今回の目玉はHDの換装である。ファンの音が静かになって気になりだしたのが、HDのシーク音である。ヌル小口もThinkPadはファンの音よりも、HDの回転音の方がうるさいと看破している。かようにHDとはうるさいものなのだ。
そこでインターネットの静音化サイトを読みあさってみると、静かなHDと言えば「Seagate Technology」ということが判明した。同じく流体軸受けモーターを採用しているライバルのIBM製より静かだという。速攻で、秋葉館にて購入(photo 03)。

さらに静音化の定番「SmartDrive」高速電脳でゲットした(photo 04)。これは放熱効果の高いアルミ製の防音ケースで、5インチベイに装着できる。この中に3.5インチのHDを収納するのである。ここまでやれば、かなり静かになると思われるのだが、ダメ押しにイイダ産業の「ゼトロ吸音シート」も購入。新幹線や自動車の室内音低減に使われているすぐれモノだ(photo 05)。


Photo 04

Photo 05


Photo 06
とりあえず、新しいHDをマシンに接続する。この時、注意しなければならないのがHDのジャンパーの設定である。箱の裏かHD本体、または製造メーカーのサイトにどの位置で、どんな設定になるか書いてあるはずだ(photo 06)。2台接続する場合は、通常マスターとスレーブという設定にしておくのだが、「Enable cable select」を選択しても大丈夫だ。こうして内蔵のHDと新しく増設したHDを接続したら、マシンを立ち上げて新しいHDにすべてのデータをコピーする。私の場合はバックアップソフトでまるごとバックアップしてあったので、これを持ってきた。

こうしてデータのコピーができたら、内蔵のHDを外して、静音HDの設定をマスターにすれば完了。SmartDriveに収めてベイに格納して、マシンを立ち上げてみると、非常に静かである。まずHDの回転音は全く聞こえない。ディスクに読み書きするときのカリカリという音も、周囲がよほど静かでなければ聞こえないレベルまで消音されている。

[外付けのHDがうるさかった!]

ようやく満足できるレベルに静音化できたと思ったのだが、データのバックアップ用に使っている外付けのHDの音が気になるようになった。ファンレスタイプなのだが、HDの回転音が耳障りなのである。これはヤフオクで売り払って、今度はIBMの静音HDをゲットしようかと思ったのだが、せっかくここまで来たのだから、一刻も早く静音化したい! 今できる方法として考えたのが静音HDをSmartDriveから出して、代わりに外付けHDを入れて、これをPCに内蔵にする。こうすればうまくいきそうだ。それなら、最初からあった内蔵HDをSmartDriveに入れた方が簡単じゃん、という突っ込みがあるかもしれないが、外付けは80GBの大容量タイプなので、バックアップ用には、こっちを使いたいのだ。

早速、外付けのHDを分解してみると、ごく普通のHDが収まっていたので、何の問題もなくSmartDriveに収め直せた。もう一度、マスターとスレーブに設定しなおして再起動。ウーン、やっぱり静かである。つまりSeagateの静音HDはケースレスでもかなり静かなのだ。そしてうるさかった80GBのHDもウソのように静まり、ようやく我が家にも平和が訪れようとしていた。

[ファンの替わりにヒートシンクを使う]

めでたし、めだたし、むかしまっこうさるまっこう。と思ったのだが、グラフィックボードのファンを外していたことが気になる。実は温度計のセンサーもここに付けたのだが、暑い日に44度まで温度が上がり、ちょっとヤバイ気もしている(photo 07)。マザーボードのCPUの温度はたぶん60度ぐらいが安全圏なので問題ないとは思うが。気休めのためにヒートシンクを付けてみることにした(photo 08)。ヨドバシカメラの新宿西口マルチメディア館でゲットしたのだが、ここにはかなりマニアックな静音グッズがあった。灯台もと暗しであった。秋葉原まで行かなくてもこんなところに! 
それはいいとして、グラフィックボードとサウンドボードの隙間が狭いので巨大なヒートシンクが付けられない。ほんとはもっと面積の広いタイプの方が効果ありそうなのだが、とりあえず装着(photo 09)。効果は、何もなしに比べて2度、温度が下がった。10月14日の週から急激に外気温が下がって、現在、温度は30度付近で安定している。Macの方もTemperatureというシェアウエアを使ってCPUの温度を監視しているが、最高43度、最近は35度前後で安定している(photo 10)。


Photo 07

Photo 08

Photo 09

Photo 10

結局、静音シートは、まだ貼っていない。そのかわりにマシンの下にソルボセインと呼ばれる衝撃吸収材を敷いて低い音をカットした。日中はマシンの音は暗騒音に埋もれて完全に聞こえない。深夜になるとチーという音がするので、原因を究明してみると液晶ディスプレイが発振している音であった。さすがにこれは静音化できないので、今回で静音計画は完了とする。


次回からは、『NikonCOOLPIX5000』の徹底使いこなし編に突入だ!
 
 


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