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モツ橋本 Selection
●幅231×高さ26.5×奥行き149.5mm、890g。トランスメタクルーソープロセッサーTM5800 733MHz。HDD=30GB。メインメモリー=256MB。ディスプレー=1024×600ドット1677万色。通信=IEEE802.11b、56Kアナログモデム。インターフェイス=PCカード(Type1、2)、USB×2。電池持続=4.5時間。充電時間=2.5時間。
http://www.fmworld.net

第4回(完結編) 『使い尽くす』を通り越した果てに見たものは? 02.25 UP
第3回 無線LAN内蔵『ルークス』を味わい尽くす! 09.20 UP
第2回 仕事では、『ルークス』とアシスタントあってのオレ……(涙) 07.19 UP
第1回 えっ? 知らぬ間に初体験!? 07.04 UP


 


6月の台湾出張から、はや3か月。もう東京は涼しくなり始めています。橋本が失踪したのでは? とご心配いただいているかもしれませんが、無事です。生きています。今回は、『ルークス』の無線LANの話をさせて頂きます。



[無線LAN内蔵タイプを選んだワケ]

ワイヤレスLANは、『ルークスS73A』の最大のウリといっても過言ではありません。富士通では、『ルークスS73AW』という、PHS内蔵タイプも発売していますが、私は無線LAN内蔵タイプを選びました。関係者の話では、PHS内蔵タイプのほうが人気のようですが、無線LANに比べるとPHS、特に『エッジ』(DDIポケットのPHSサービスのブランド名)は、進化が速いんです。よって最新のサービスを使おうと思うと、カード型アダプターを用意しなければなりません。また、NTTドコモが近々に64kPHSの定額サービスを開始する、という噂があります(というか、近々に発表だと思いますけど)。こちらに乗り換えようと思っても、『エッジ』内蔵タイプを買っちゃうと、NTTドコモのPHSへ乗り換えにくいですよね。ワイヤレスLANは、規格自体は発展途上ですが、特定のサービス事業者向けの、特定のハードは要りません。よって、ここ1年くらいは『ルークス』に内蔵されている無線LANアダプター(IEEE802.11b準拠)で十分だと思いました。


Photo 01
ワイヤレスLAN機能を内蔵したモデルが活躍する場は、家庭などのプライベートスペースか、空港や喫茶店といったパブリックスペースだと思います。前者は、ADSLの全国的な普及に伴い、大ブレーク中。後者は、東京近郊で急速にスポットが広がっています。私は、出先で『エッジ』の代わりにワイヤレスLANが使いたいと思ったので、都心部に限定される話ですが、公衆ワイヤレスLANサービス(※)について触れたいと思います。PHSと公衆ワイヤレスLANサービスの主な違いは別表のとおりです。公衆ワイヤレスLANサービスは「通信速度が速く、一定額支払うと使い放題」というのが特徴です 。
登場して間もないサービスなので、初心者は、機器選び、機器設定や接続方法でつまづくかもしれません。けれど本機は、機器の設定は特別に必要なく、ウィンドウズxpの接続設定が使えるので、簡単に接続設定が行なえました。
脇にワイヤレスLANのオン/オフスイッチがついているのも特徴です。このスイッチがあれば、ワイヤレスLANを使わないとき、電池の消耗を防ぐことができるからです。この秋に登場するノートパソコンは、多くのモデルにワイヤレスLANの機能が備わるはず。もし、ノートパソコンをバッテリー駆動させるなら、オン/オフスイッチが欠かせません。逆に、このスイッチが無いモデルは要注意です(photo 01)。

回線種別 提供者 通信速度 料金 エリア
PHS DDIポケット 〜128Kbps 時間従量制、
月額定額制
全国
NTTドコモ 32K、64K 時間従量制 全国
ワイヤレスLAN NTTコミュニケーションズ 〜約5Mbps 月額定額制 23区内で約200か所

[『ホットスポット』で、さっそく無線LAN体験!]

公衆ワイヤレスLANサービスの中で、もっとも多くサービスポイントを設けているのは、モバイル・インターネット・サービス(MIS)が提供する『ジェニュイン』です。が、このサービスは、内蔵型無線LANアダプターはサポートしていません。よって今回は、NTTコミュニケーションズが提供する『ホットスポット』を例にして話を進めることにします。

『ホットスポット』は、現在23区内に約200か所のアクセスポイントを設けていて、02年03月までに1000か所までサービスポイントを広げるそうです。なかでもモスバーガーは、23区内の約150店舗すべてで利用ができるそうです。つまり、23区内でモスバーガーを見つけたら、ADSL回線並みの環境でブロードバンドインターネットができる場所、と考えられるのです。接続までのプロセスは、次のとおり。『ホットスポット』を利用する際の参考にしてみてください。
この作業に入る前にNTTコミュニケーションズと、『ホットスポット』の契約を済ませ、サインアップキーと無線LAN設定情報を入手し、申し込み確認を完了させておく必要があります。申し込み確認を完了するためには、専用ウェブサイトからサインアップキーをNTTコミュニケーションズに登録します。


Photo 02
↑電波を受信していない状態です。画面右下のアイコンにカーソルを合わせると「ワイヤレス ネットワーク接続 ワイヤレス接続利用不可」というメッセージが現れます。

Photo 03
↑ワイヤレスLANの設定は、次のように行ないます。「スタート」→「接続」→「すべての接続の表示」を選び、[photo 04]の画面を出します。

Photo 04
↑「ネットワーク接続」というフォルダの中身が表示されたら、「ワイヤレス ネットワーク接続」のアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選びます。

Photo 05
↑「ワイヤレス ネットワーク接続のプロパティ」の画面が現れたら、「ワイヤレス ネットワーク」のタブを選びます。

Photo 06
↑『ホットスポット』のエリア内に入ると、利用できるネットワークに“0033”というESS-IDが追加されていることがあります。これが無いときは、「追加」ボタンを押し、次の画面で設定を行います。

Photo 07
↑ESS-IDに“0033”を入力したら、「キーは自動的に提供される」というチェックボックスを外し、ネットワークキーにWEPキーを入力します。WEPキーは、NTTコミュニケーションズから郵送されてくる書類に書かれています。

Photo 08
↑[photo 07]の設定が済み、「OK」ボタンを押すと、画面右下のようなメッセージが現れます。電波の強さはエリアによって変化するので、良い条件の場所を探してください。

Photo 09
↑[photo 08]の状態で、ブラウザーを起動します。すると、「本登録ログインページ」が現れます。ここに会員IDとパスワードを入力すると、接続が完了します。

Photo 10
↑接続が完了すると、写真のような画面が現れます。右上には、自分の利用している『ホットスポット』を表示します。メンテナンス情報などは、こちらから入手可能です。

Photo 11
↑記者が利用している『マイ・ヤフー』の画面。ここは、ニュースや天気予報などが効率的に見られるよう編集しています。
   

[愛しき我がカープやスピッツも・・・・・・]

『ホットスポット』を使い、まずアクセスしてみたのがRCC(中国放送)のサイト(photo 12、13)です。ここでは、広島東洋カープの主催試合をインターネットラジオで中継してくれます。これまでは、外出先でカープ戦の途中経過を知るには、ホームページを見るか、読売戦のラジオ中継を聴くしかなかったんです(今年は、大型アンテナと中波ラジオを手に入れ、RCCをダイレクトに受信しようと思いましたが、めげました)。素直にスカパーに入会すれば良いんですが、そうしたらテレビやビデオ、いやハードディスクレコーダーが欲しくなるでしょ。我慢しているんです。が、『ルークス』があれば放送もばっちり聴けます。ただし、スピーカーの性能はお世辞にも良いとはいえません(photo 14)。また周囲の人の迷惑になってはいけませんので、ヘッドホンを用意しておくほうが良いでしょう。
ヘッドホンは、TBSやNHKなどのテレビ局のサイトで動画ニュースを見るときにも使えます(photo 15)。ウェブサイトとテレビのニュースの内容を比べてもらうと分かるのですが、実は同じものが見られることが多いんです。ニュースなんかわざわざビデオを録ってみる人って少ないですよね。ウェブサイトなら、録画しなくてもニュースが見られるので便利ですよ。夜のニュースの時間も外にいることが多い人は要チェックです。ただし、テレビと同等の映像が見られるわけではありませんのでご注意を。
結構使えるなぁ、と思ったのは『ヤフー・オークション』の画像検索です(photo 16)。同サイトでは、出品されたものがサムネール画像で見られ、探したいものが簡単に見つけられます。良くチェックしているのは、(年甲斐もなく)スピッツのコーナーなんですが、新作アルバム『三日月ロック』関連のノベルティがたくさん出品されているじゃあないですか。こんなものには手を出さないぞ、と思いつつ、サイトをチェックしました。『ヤフー・オークション』は、PDAやケータイからも見られるのですが、やはり表現力に限界があります。前回も触れましたが、動作速度に若干の不満はありますが、『ルークス』は、ウィンドウズxpが動くマシンです。よってインターネットのコンテンツも、そこそこの表現力があります。ここにストレスを感じるか、それとも良しとするか。使う人によって意見は分かれるところですが、記者は便利に感じました。ただし、『ルークス』そのものの話ではないのですが、もう少し公衆ワイヤレスLANサービスのスポットが増えないものか。もしくは、PHS並みの料金で高速アクセスのできる通信回線が登場しないか。そんなことを思う日々です。


Photo 12
↑内幸町のイイノビル地下1階にある『soup deli』も『ホットスポット』のエリアのひとつ。昼は混雑しているようですが、夜はゆっくりとできます。電源を貸してくれるので便利ですよ。

Photo 13
RCCのインターネットスタジアム。ここではカープ主催試合の様子がラジオで聴ける。ここのスコアボードは、『ヤフー・スポーツ』のプロ野球速報よりも更新頻度が高い(と思う)。

Photo 14
↑『ルークス』のスピーカー部。ボリュームを上げていくと、音が割れまくるのでヘッドホンが必要です。右隣にある3.5φジャックのヘッドホン端子を使いましょう。

Photo 15
↑TBSのウェブサイトにある『TBS News i』ここでは、テレビで流されたニュースと同じ映像が楽しめる。

Photo 16
『ヤフー・オークション』の画像検索の画面。出品されたものを写真で確認できるので、無駄な労力を使わずに済むんです。
 




※不特定多数の人向けにワイヤレスLANを提供するサービスは、ホットスポットと呼ばれることもあります。けれど、『ホットスポット』は、NTTコミュニケーションズの商標です。この場合「公衆ワイヤレスLANサービス」「公衆ワイヤレスLAN」「公衆無線LAN」などと呼ぶのが適当ではないでしょうか。

次回は、いよいよ最終回です。


 


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