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3月10日発売の増刊号も、いよいよ入稿間近となった。
今度の増刊号は、「いま持っているケータイをチェックすることで、“買いかえるケータイ”と“買うべきモバイル機器”がわかる」というのがテーマとなっている。

当然、ケータイについて考える機会が増えた。
たとえば着メロだ。

同じ場所で働いていると、その着メロで、誰にかかってきた電話かがわかってくる。
万一、本人がケータイを置いたままにしていても、鳴った時点で、「お〜い、○○!電話かかってるぞ!」と呼ぶことだってできる。

会社の電話だと、いったん受話器をとってからでないと、誰へのものかわからない。
だから、ある意味ではとても便利だともいえる。
(もっとも、いつでもちゃんとケータイは身につけとけよ……というのもあるが)

しかし、それも場所によりけりだ。
なまじトイレで鳴るのが聞こえたりすると最悪だ。

先日も、こちらが大きいのをしている時、隣で編集部の人間の着メロが鳴った。
さすがにトイレ中ということで、電源を切ったようなのだが、壁ひとつ隔てた隣で、同じように用を足しているのが誰かがわかってしまったのだ。

美しい着メロのあとで、ブリブリと汚い音がする…。
しかも、その主がわかっている。
そして、目の前の扉に、その様子がビジュアル化されてしまうのだ。

目をつぶっても、今度はまぶたの裏にそのビジュアルが浮かぶ。
なんともやりきれない気分で、用を足すことになってしまった。

編集部に戻っても、しばらくは彼の顔を見るだけで、連想するものが決まってくる。
仕事にも集中できなくなる。

再び彼のケータイでも鳴ろうものなら、もう決定的だ。
バーチャルな臭いが嗅覚を襲うからだ。

あいつ、何を食ってるんだ…。
…ったく。

今回は汚い話で失礼いたしました。
これをお読みになっている方が、食事中でないことを祈るのみです。

(2005.02.07)

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