HOME











●幅147×高さ113×奥行き74mm
重量=約830g(本体のみ)
問い合わせ先=ニコン
TEL 0570-02-8000

http://www.nikon-image.com

[D200のお散歩仕様]
暑い! 梅雨が明けたらいきなり夏本番である。ウチは冷房が嫌いなので部屋の中は連日33度を超える暑さが続いている。デジタル温度計の最高温度は38度にも達している。まあ、これは外出したときに部屋を閉め切った時に記録されたものだが。とにかく何が言いたいかといえば、Nikon『D70』のファインダーが狭苦しいのはもうイヤなのだ。ということでネットショッピングでポチッとNikon『D200』を注文した。振り込みはジャパンネット銀

photo 01

photo 02
行なので夜でもOK。翌々日にはもう宅配便が届いた。梱包を解くと金色の箱が出現(Photo 01)。まあ、実は『D70』も箱は金色なのだが… フタを開けると中身はこんな感じだ(Photo 02)。一目で分かるのはマニュアルがさらに厚みを増したことだ。ただし、文庫本サイズなので携帯には困らない。しかし、微妙に文庫本より背が高いので、文庫本用の革製カバーなどが流用できない点が残念。

今回外見上でもっとも目立つのが、液晶モニターが2.5型になったことだ。立派なカバーが付属して、さらにカバーにもご丁寧に保護シールが貼ってある(Photo 03)。別にここまでやる必要ないと思うのだが、さすがニコンだ。俺はさっさと保護カバーを外して液晶画面に直接、極薄タイプの保護シールを貼った(Photo 04)。充電したての電池を入れて「電池チェック」の項目を選択、劣化度0、撮影回数0、残量100%と表示された。でもこれ100%とか出るより、ソニーのようにあと何枚撮影できるかを表示してくれた方が分かりやすいのだが(Photo 05)。D200用に本体以外に新たに購入した周辺機器は下記の通りだ。

photo 03

photo 04

photo 05

1.CFカード サンディスク『ウルトラII』4GB
2.予備電池 Li-ionリチャージブルバッテリーEN-EL3e
3.電池ケース マルチパワーバッテリーパックMB-D200

まずCFカードは2MBしか持っていなかったので、10.2Mピクセルに合わせて大容量化した。ほんとはウルトラIIIが欲しかったのだが、連写枚数は1枚ぐらいしか変わらないようなのでコストパフォーマンス重視でウルトラIIに決定。予備電池はICチップ入りになり純正以外使えないので新品同様をヤフオクでゲット。電池ケースは2本専用電池または、単3ホルダーを使ってニカド電池なども使える。

photo 06
さらに、タテ位置用のシャッターボタンとメインコマンドダイヤル、サブコマンドダイヤルがあって超便利。D70にはなかったアクセサリーなのだ。どうも銀塩カメラ世代の人間には、プロ用機材はモードラ付きという固定概念がある。モードラ付きに見えるバッテリーパックは小型軽量化を逆行するのだが、ついつい装着してしまうのであった。そうするとボディーがかなり重くなるのでなるべくズームレンズではなく、軽い単体レンズを付けたくなる。そこで完成したのが、AFニッコール20mmF2.8付きお散歩仕様だ(Photo 06)。

[雨が上がったので散歩開始]

photo 07 (1.1MB)
ISO200 1/800sec f2.8

photo 08(1.6MB)
ISO200 1/2000sec f3.5
本日のお散歩コースは高円寺周辺。駅までガード下を歩いて行く。バッテリーパックを付けると縦位置専用シャッターボタンが使えるので、普段よりも積極的に縦位置の写真を撮るようになる気がする。まずは雨上がりの歩道を撮った。これから出てくる写真は全て20mmF2.8で撮影している(Photo 07)。雨で濡れている歩道に明るい空の入った構図、空は少し階調が飛んでいるが、歩道の濡れた感じがよく出ている。雨上がりの柔らかい感じを絞り開放で出してみた。高円寺の駅前に忽然と現れた巨大建造物(Photo 08)。クリストによっ

photo 09(1.6MB)
ISO200 1/160sec f3.5

photo 10(1.8MB)
ISO200 1/180sec f3.5
て包まれたがごとく柔らかいネットで被われている。路地に入るとまだ水たまりがある。地面のほとんどが舗装され、歩いていて水たまりにお目にかかることはあまりないが、路地は凸凹で水たまりだらけだった(Photo 09)。この狭いところでゴチャゴチャしてるような場所が好きだ。例えばこんな所(Photo 10)。この暗さでノイズが抑えられているのはさすがD200だ。周辺の解像度はかなり落ちているが写真屋さんの手書きの文字までハッキリ読める。ここまで高解像度になると撮ったときには気が付かなかったものが、 ディスプレー上で初めて見えることがある。この場所が高円寺南3丁目70番であったとか。

photo 11(1.3MB)
ISO200 1/500sec f9

photo 12(1.8MB)
ISO200 1/90sec f8
アーケードを抜けて空を見上げると夏の雲が見えた(Photo 11)。ここは絞り込んで夏らしい感じにと思ったのだが、まだ日射しが弱いようだ。20mmはD200に装着すると30mmというおとなしい広角レンズになるため、歪みも少なく非常に素直なレンズに変身する。そんなわけでメモ代わりに使うのにも適している。これはイタリア料理店なのだが時間無制限のオーダー式バイキングを始めたと黒板に書いてあった(Photo 12)。バイキングといえば、すでに出来上がっている料理を食べるので、ぬるかったり、焼けすぎていたり、好きな料理がなかったりと意外と楽しめない部分が多い。そこで時間制限なしで40種類のメニューからオーダーできる方式らしい。これって普通の食べ放題とどこが違うのだろうか。バイキングという名前にこだわる理由は? などふつふつと疑問がわき上がった。立ち止まってパチリと撮影、あとよく読んでみると11時30分から15時30分(ラストオーダー15時)とある。つまり時間制限なしといいながら、実質3時間半の勝負という訳か。もう少し近付いて撮ればメニューの内容まで分かったのにちょっと引きすぎだった ことを反省。帰路は線路と並行に走っているCENTRAL ROADを

photo 13(2.2MB)
ISO200 1/320sec f6.3

photo 14(1.6MB)
ISO200 1/100sec f6.3
歩く(Photo 13)。ここも電線なんかがゴチャゴチャしていい感じだ。背景には巨大な電柱があるし、よく見ると居酒屋「洗濯船」という看板もあり、ここはもしかしてパリ? あの店に入ると床がギシギシ鳴るのかなあ。もしかすると高円寺のキキが出入りしているのでは… と妄想の翼が広がるのであった。そしていつも気になる店、中華「味二番」(Photo 14)。一番でないところが謙虚だが、二番にしてはうらぶれているような気もするし、本日は営業中だ。入ってみたいが、予想に反して普通に美味しい店だったりすると興ざめだ。ここはやはり遠くから見守ることに決め高円寺を後にした。

30mmという画角は、20mmや15mmと違って、超広角のパースペクティブで、どうだ凄いだろうというごまかしがきかない。自然に撮れてしまうのだ。遠近感も自然、描写も自然、歪みも少ない。これはなかなか難しいレンズだが、普通に散歩して面白いものを見つけて撮るには適している。f8ぐらいまで絞っておけばAFにしなくてもパンフォーカスでピント合うので気軽にパシャパシャ撮れる。これだけボディーが大きいとバッグに入れたりせずにネックストラップで下げているので、いつでもどこでも撮れる。ただしかなり重いので、どうしてもカメラを意識してしまい、普通の散歩よりも、関東甲信越小さな撮影旅行的な気分になってしまうのだ。