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●幅142×高さ88.5×奥行き39.5mm、約560g(本体のみ)
問い合わせ先 エプソン
TEL 050-3155-8033

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[昔のレンズで出ています]
ぐだぐだ言ってましたが、遂に撮影の時がやってきた。もちろん手持ちのレンズも動員するが、それだけではもったいないのでフォクトレンダーとカールツァイスの最新レンズ

photo 01

photo 02

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を3本借用しておるのだ(Photo 01)。どうだまいったか! さらに我が家が誇る旧型レンズも4本ほど参入させておる(Photo 02)。このように戦前から戦後にかけて世界中で生産されてきたスクリューマウントと、バヨネットマウントのライカ互換レンズが使えるのが『R-D1s』の特長なのだ。えー、一部使えないレンズもあるけどね。超広角でレンズ後端が長い玉とか。一応、初歩的なことを説明しておくと、画像左がライカM3などに使われているバヨネットマウントで、『R-D1s』にそのまま装着できるレンズ。画像右がそれ以前に使われていたスクリューマウントで、手前にあるマウントアダプターをねじ込むことで『R-D1s』に装着できるようになる(Photo 03、04)。


photo 05
まず最初にCarl Zeiss 『Planar T* 2/50 ZM』を使ってみよう。『R-D1s』の純正レンズのようにしっくりとした佇まいをみせてくれる(Photo 05)。焦点距離は1.5倍になるので75mm相当でポートレートに最適な中望遠レンズになる。その描写は柔らかで背景のボケ味も非常に好ましい(Photo 06)。デジカメはAFなのでガチガチにピントが来てしまうが、こちらは二重 像合致式のマニュアルフォーカスなので、ピント合わせも慎重にしな

photo 06
ISO200 1/950sec f2

photo 07
IISO200 1/60sec f8
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※大容量データですので、ご注意ください。
いとすぐにボケる。それをさけるには絞り込んで使えばいいのだが、このレンズは開放で撮らないともったいないのだ。ちょっと絞るとこのぐらいシャープな描写を見せてくれる(Photo 07)。


photo 08
普段使い慣れない75mmは、いちいちピントを合わせなくてならないので、すぐにしんどくなった。ピント合わせ不要の超広角であるフォクトレンダー『COLOR SKOPAR 21mm F4』に交換した(Photo 08)。専用ビューファインダーが付いていてカッコイイのだが、本機に装着すると焦点距離31.5mm相当なので、21mmファインダーだとワイドに見えすぎてしまうのだ。つまり本体のファインダーで35mmの枠を頼りに撮影しなくてはならない。こち

photo 09

photo 10
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らのレンズも柔らかい素直な感じの描写だ(Photo 09)。
絞り込めば被写界深度を使ってピントを合わせずにノーファインダーでも撮影できる(Photo 10)。その時は何も考えずに撮影していたが、このカメラで撮ると絞り値がExifに記録されない。分かるのは感度とシャッター速度だけだ。レンズ名はチェックしていたが、絞り値まで全部メモしていないので、ここから先は撮影データは省略ってことで許していただきたい。


photo 11
 
次はミノルタの傑作レンズ『GR 28mm F2.8』である(Photo 11)。限定生産のレンズでほんとは21mmが欲しかったのだが、高くて手がでなかった。ファインダーは金属製でズシリと重い。しかし画角が42mm相当というのも使いにくいなあ。どう撮ればいいのかサッパリ分からない。なんか普通だよね〜 絞り開放で逆光でもそれなりに撮れるのは、やっぱり設計が新しいからかなあ(Photo 12)。もっと設計の新しいフォクトレン

photo 12

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ダー『COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII』はどうだろう。レンズの全長がたった23mmしかないパンケーキタイプの薄型レンズである(Photo 13)。画角は52.5mmと俺のもっとも苦手な標準レンズだ。GRレンズよりもさらにシャープな感じで質感の描写も生々しい。リアリティ追求派の描写になった(Photo 14、15)。

photo 14

photo 15
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photo 16

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そしていよいよライカの『SUMMICRON 50mm F2』である(Photo 16)。なんじゃこりゃ〜(Photo 17)。勝手にソフトフォーカスレンズになっているではないか! 何とレンズコーティングが剥げていたのだ。何を撮ってもモヤーッと霞がかかってしまう(Photo 18)。何とも個性的なレンズっていうか、ダメじゃん。いや絞れば使えるかなあ。中古ッレンズには、このような落とし穴もあるのだ。かと思えば、これはヤフオクで5000円で落札したカールツァイス『Tessar T 50mm F2.8』で撮った(Photo 19)。素直で柔らかい描写のレンズで開放から使える。


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最後にキヤノンの『CANON LENS 50mm F1.2』を使ったISO感度の違いをお見せしよう。ISO200、400、800、1600の順である(Photo 20、21、22、23)。さすがに絞り開放ではピントが厳しくなる。

駆け足で見てきたが、どのレンズにも個性があって楽しかった。現代のレンズとの違いは、絞り値によってボケ以外の描写が変わってくる。ズームでなく単焦点レンズなので薄くてカメラに付けた時にバランスがいい。一方、最後まで不満だったのは35mmフルサイズCCDを採用しなかったので、レンズの焦点距離が1.5倍になること。これではレンジファインダーカメラが得意とする超広角レンズが軒並み普通の広角レンズになってしまう。35mmや28mmはもはや広角とは言えない画角に突入する。ボディも大きくて重すぎる感じを受けた。理想はライカM3のサイズでフルサイズCCDを採用したレンジファインダーのデジタル写真機だが、実現はかなり無理だろう。だとすれば、世界中にあるレンズ資産を生かせるのは『R-D1s』のみである。弱点もあるが唯一無二の存在であるからして、欲しい人はひとまず確保しておくことをお勧めする。レンジファインダーをのぞいたことがない方は、ぜひこの機会に『R-D1s』のファインダーをのぞいてみていただきたい。素通しのガラスのような不思議な感覚が味わえるだろう。昔のファインダーはみんなそんな感じだったのだ。ちょっと頼りないような、逆にものすごくリアルに風景が切り取れるような。『R-D1s』は俺に写真を撮る面白さを再確認させてくれた。コイツにピッタリのレンズを探して世界を旅するっていう企画はどうだろう。